旬華なか村 — Restaurant in Tokyo

【絶対もっと人気になって行く店】

食べログ百名店。 シェフの中村俊徳さんの経歴を聞くと日本料理の「樋口」、マンダリンホテル（ということは「広東料理 センス」）、今はなき高級中華の「中華たかせ」と華々しく、確実に美味そうだと期待させる。 そして楽しいことに、戸塚のロードサイドにある崎陽軒レストラン「戸塚崎陽軒 嘉宮」での経験もその前に持つ硬軟両派？ん？言葉の使い方違うか…。なんだか、料理の幅が広そうな経歴を持つ。

まずは「海老の紹興酒漬け」から…おお、昼間っから本格的中華スタートって感じ。海老本体はもちろん、頭の部分の味噌も美味い。

「鱧と味噌の春巻」…細かく言えば鱧のほか九条ネギ、黄ニラ、牛蒡を使った味噌が入っている。味噌が甘くて濃厚な味。美味いのだが味が濃厚すぎる気もする。

「ミル貝とホッキ貝の、黄韮炒め」…ミル貝とホッキ貝だけを出汁に使い、新レンコン、白ゴーヤ、獅子唐を具材に使っている。自家製の桜海老醬が添えられ、混ぜながら食べると旨味がすごい。美味しいなぁ〜。

「岩牡蠣、香港式塩漬けのレモン」 …サッと湯引きした岩牡蠣に自家製の香港風レモンとネギを薬味にいただく。岩牡蠣自体の旨みも濃厚だが、レモンネギが、効果的。これはオススメ。

「浸蒸鶏（チャンチェレ...

東日本橋 隅田川側の閑静な一角にひっそりと佇む広東料理店『旬華 なか村』様 ランチタイムはリーズナブルな麺類やご飯ものを出されていた時期もあるそうですが現在はランチ、ディナーともに完全予約制で2種類のおまかせコースのみ 「牛、豚、鶏の肉を全て使う」 「割烹形式で10品以上を提供」 が特徴のお店です

平日18時予約で夫婦で訪店 今回戴いたのは ●シェフのおまかせディナーコース　14800円 ・アオリイカと海老の紹興酒漬け 他店では海老の紹興酒漬けというと2〜3日じっくり漬けてねっとり感を出されることが多いそうですが此方はアオリイカは約1時間、海老は約2時間の浅漬けで素材の食感が活きています

・甘々娘（かんかんむすめ）のクリーム春巻き 糖度が15度以上あり生でも食べられることで有名な玉蜀黍『甘々娘』を使ったクリーム春巻きです 『甘々娘』の旬は2ヶ月ほどしかなく、なんと今年『旬華...

【お店の場所】 都営浅草線 東日本橋駅 徒歩約5分。 【訪問日時】 休日(土曜) 18:00頃。 【混み具合】 店内は満席。 私も3週間ほど前に予約しました。 ここめっちゃ混みます。 【注文内容】 ◯ シェフおまかせディナーコース (¥14,800) 蛤とビーフン からすみを散らして かますとなすの揚げ 黒酢で 春巻き 平貝とアオリイカ 桜エビ醬で 浸蒸鶏 ハモ揚げと万願寺とうがらし 蒸しスープ 長右衛門(お肉のブランド) 和牛のイチボ炒め 香港焼きそば 豆乳と桃のコンポート ◯ 飲み物　いろいろ 【所感】 店内はカウンター4席、テーブル席1つと こじんまりした感じです。 お店の周りは何もなく、良い雰囲気ですね。

ご夫婦で経営されており、旦那さんは20年間 香港で修行されたようで、広東料理メインです。

どの料理も出てくるまで結構掛かりましたが、 1品1品にかける想いは良く伝わりました。 ※ デザート迄2.5時間掛かった為、せっかちな 人には向かないかもですね笑

⚫︎ 蛤とビーフン からすみを散らして 弾力のある旨みある蛤が非常に美味しく、 程よい塩気のあるカラスミとサッと食べれる ビーフンとの相性抜群でした。 ⚫︎ かますとなすの揚げ 黒酢で かますの印象はあまり良くなく、水っぽい イメージだったのですが、全然違いました！ 脂が乗っていて、黒酢の酸味と旨みが良く、 口に入れると一層甘さを感じました。 ⚫︎ 春巻き これも美味しかったですね！ 岡山県産の新玉ねぎ、新じゃがいもと 山梨県産のゴールドラッシュが中に入って ますが、食べ応えすごいです。 お肉が入っていないのに満腹感あります。 中はしっとり、外はパリッとが明確で食感も バッチリでした。 ⚫︎平貝とアオリイカ 桜エビ醬で 調味料は入ってなく、貝の出汁のみの1品。 繊細な味わいで、食材本来の旨みを感じます。 平貝は甘みと旨みがありましたが、それでいて さっぱりもしていました。 合わせの桜エビ醬も濃厚な旨みがあり、 平貝やアオリイカとよく合いました！ ⚫︎ 浸蒸鶏 此方のスペシャリテのようです。 プリップリの鶏肉は歯がいらないほど柔らかく 甘いタレが鶏の旨みを更に引き立てます。 ⚫︎ ハモ揚げと万願寺とうがらし 淡路産のハモとズッキーニや万願寺とうがらし が入った1品。 もちろん、食材も美味しかったのですが、 自家製の油淋鶏ソースやラー油が本当に よく合います。 ⚫︎...