中目黒にある隠れビストロへ。お店は中目黒駅から徒歩8分程のところにあり、外観はプレハブの工場のよう!中目黒東山の路地裏にある知る人ぞ知るとっておきのお店です。 店内にはライブ感溢れるカウンター席とテーブル席。私たちは綺麗で大きな欅が印象的なカウンター席に案内していただきました。 今回お願いしましたのは【季節感じるアミューズから〆の土鍋ご飯、デセールまでの8品】フルコース。合わせてドリンクのペアリングもお願いしました。 コースのメニュー表にはお料理に使われる食材名のみが書かれていて、どんなお料理をいただけるのかなと考える時間もとても楽しい。 メニューはこちら。 ●サザエ ブリオッシュ ●鯵 パッションフルーツ ●林SPF 焦がしニンニク ●鮎魚女(アイナメ) パプリカ ●玉蜀黍(とうもろこし) ライム ●羊 ●煮穴子 錦糸卵 山椒...
Read more中目黒駅から徒歩10分弱、目黒川や山手通りから少し入った裏路地にひっそりと佇むレストラン。 写真では見ていたけれど、本当にプレハブ工場のような外観に驚き! 知らなかったら絶対登らないであろう階段を上がるワクワク感。 扉を開けると木のぬくもりが心地よい素敵な空間が広がり、立派な一枚板のカウンターテーブルが印象的。 キッチンとの距離も近く料理のライブ感を感じられるも嬉しいポイント。
メニューはアラカルトとコースがあり この日はおまかせコース&ペアリングを。 メニューは素材のみが書かれていてどんなお料理が出るのかワクワクします。
トリュフ 紅あずま スタートは手でつまめる可愛い二種。 栗粉のクレープで包んだ紅あずまの優しい甘さに生ハムの塩味、カカオニブのほろ苦さがアクセント。 サクっとしたパイは中にたっぷりの帆立のベシャメルソース! トリュフのいい香りが広がって好き! 秋らしさを感じる飾り付けにキュンとします。
アオリイカ 洋梨 キャビア 華やかなハーブの下にはねっとりと甘味のあるアオリイカ。 洋梨の組み合わせが予想外の美味しさ。 ハーブの香りや酸味と甘み、キャビアの塩気と食感が加わってとても楽しい! ハーブが主役の素敵な一皿。 合わせるのはオーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナーを使った白。
ハモ 発酵プラム 万願寺とうがらし ふっくらした鱧に発酵プラムの旨味と酸味が絶妙にマッチ。 鱧×梅のイメージでしたが、プラムが梅の様な甘酸っぱさでこんなに合うとは! ほろ苦い万願寺とうがらしのソースも鱧の淡白さをうまく引き立てます。 合わせるのは酸味が心地よいスペインの白。
林SPF 焦がしニンニク 「nou」のスペシャリテ。 4日かけるパイタンスープは濃厚なのにしつこくなく柔らかい味わい。 もちもちした皮の中には豚の旨味の詰まった餡がぎゅっと。 一口飲むともう一口・・と止まらない魔法のようなスープ。 合わせるのはジョージアのオレンジ。 この組み合わせ好きだった!
明石鯛 空芯菜 ふんわり火入れされた明石鯛に合わせるのは 鯛出汁にサワークリーム、オレンジ果汁を煮詰めたクラシックなソース。 空芯菜のシャキッとした食感とグレープフルーツの苦味・酸味がアクセントになりとても爽やか! 仕上げの緑茶パウダーもさりげなく薫ります。 合わせるのはドイツの白。
伝家の宝桃 アメーラトマト 甘みと酸味でさっぱりとリセット。 合わせるのはロゼのペットナット。、
鴨 香茸 メインは美しい鴨肉! 無花果のキャラメリゼ、黄ビーツ&マッシュポテト、香り高い香茸と一緒にいただくと、その調和の素晴らしさにはっと驚きます。 赤ワインのソースとのバランスも良く、 噛むごとに鴨の旨みが広がってとても美味しかった! 合わせるのはニュージーランドのピノノワール!
秋刀魚 ×...
Read more中目黒東山の裏路地にひっそりと佇む『nou』様 看板はなくプレハブ工場のような建物の2階に店舗を構えるそのお店はジャンルレスなお料理と種類豊富なワインが楽しめるワンダーランドで2022年には『ゴ・エ・ミヨ』ポップ賞も受賞された名店 小学生未満NGなので安心して利用出来ます
日曜日17時予約で夫婦で訪店 案内されたのはカウンター席 目黒川沿いは桜の見物客で混雑している日でしたが店内にも桜の枝が飾られていました
コースもありますが今回はアラカルトで メニューに記載されているお料理の価格は水餃子以外は約2人分の量の価格です チーズオムレツは大皿で提供され自分達で取り皿に分けて戴きましたが他のお料理は一人分ずつ盛り付けての提供でした
ドリンクは1人2杯以上注文することが条件ですが元々そのつもりしかないので全く問題はありません チェイサーとして提供されたのはなんとポットに入ったアイスハーブティー 華やか過ぎずお料理の邪魔をしないよう試行錯誤された結果のラベンダー、カモミール、林檎等のブレンド(季節によって変わります。夏にはパイナップルを使われることもあるそう。) 毎日飲んでも飽きないどころかいつでも何度でも飲みたくなる味でワインにも炊き込みご飯にもデザートにも違和感なく馴染みました
注文したのは ●大山鶏のレバームース 自家製バナナブレッドにのせて 2200円 外はカリカリ、中はしっとりのバナナブレッドの上に濃厚な旨味と軽い食感のレバームース 無花果を赤ワインで煮詰めたコンポートに中目黒『バッチョーネ』の上品な塩味と繊細な食感の生ハム 仕上げはフランスの焼菓子『パンデピス』に使用されるシナモン、カルダモン、スターアニス、ジンジャー、グローブ等のスパイス 大山鶏のレバームース自体がとても美味しいことに加えこの組み合わせには脱帽致しました
●nouの水餃子 1300円×2 オープン当初から出されているというnou様のスペシャリテ 厚めの皮に包まれているのは千葉の銘柄豚『林SPF』 抗生物質を限りなく抑えた穀物だけのエサを与え極力ストレスがかからないよう大切に育てられた豚だそうです 4日間かけて作られるという白いパイタンスープも濃厚で最高
●チーズオムレツ 黒トリュフとコンテチーズ 2600円 細かく刻んだトリュフがたっぷり入った卵液を焼いたオムレツに最後に更にトリュフを削りかけるという贅沢さ 舞茸とマッシュルームの香りと食感も加わり華やか
●青森 津軽鴨 バルサミコ赤ワインソース 5000円 皮のカリカリと中のレア具合のコントラストが最高 付け合わせのポテトの重ね焼きとドライトマトも美味しかったです
●和牛そぼろと新生姜の土鍋ごはん 5200円 具沢山で贅沢でありながらも素朴でホッとする味 お茶碗に4杯分くらいあり食べきれなければおにぎりにして持ち帰れます
●トリュフ香る自家製チーズケーキ 1300円 此方もオープン当初から出されているというスペシャリテ 白トリュフの香りを付けた蜂蜜を使用したチーズケーキとのことで確かにふとした瞬間にトリュフの香りを感じます
ドリンクは種類豊富なグラスワインの中からお料理に合うものを随時出して戴きました どれもお料理に寄り添いながらも独自の存在感を放ち一口ごとに感動をもたらしてくれました
美味しいことに加え良心的な価格設定、手間とコストのかかるハーブティーを無料でチェイサーとして出されているところなど随所に思いやりを感じられる素晴らしいお店でした
最後まで読んで下さりありがとうございます Instagramも良ければフォローして下さい 外食アカウント@516kizokuneko516 おうちごはんアカウント@ki...
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