Inageya

ビールを飲みながら待ちますか 肴はうなぎの焼き物、ヒレと小骨 身が結構付いており、鰻の香りも濃く うな重が来る前から鰻感に満たされます ビールグイッグイッ きもわさは贅沢にも生の肝が5、6個 わさびと醤油でいただきます。 わさびをちょんちょんっと肝い付け 醤油をちょびっと付けていただくと プリプリッとしていて噛むとシコシコした 食感が心地良いです。 さっぱりとしていて、川魚の臭みも無く 微かに肝系の味がするのですが、鰻の肝を 刺身で食べるのは贅沢というか、 もったいないというか 焼いたり、きも吸いに入れたほうが 鰻の肝の味が楽しめるような気がします ビールグイッ そしてうな重、真打ちの登場に心拍数が上がります 最初の重要な儀式である、御重の蓋を開けます なるほど、そう来ましたか 身の引き締まったダンサーのような身 表面の焼き目はいい感じで。 尻尾焦がしてますね まあそれも美味しいからいいんですけど 丁度一匹分のようです。皮面を見てみると、 結構強火の近火でいったみたいですね 炭火ではなさそうです、 バーナーで炙ったような見た目、 縮れた皮が旨そうです タレは少量でご飯にも少ししか掛かっていません こんなところは関東風、あっさり蒸し鰻には 合うかも知れませんが、香ばしい関西風には どうなんでしょうか。 見た目かなりさっぱりとしていて 追加のタレが必要な気もするのですが まずは何も掛けずにいただいてみます。 皮の部分のパリパリ感と身の部分のしっとり感 焼き具合は申し分ありません 身の厚さもこの時期ではこんなもんでしょう ホクホクの身から甘い鰻の味が口に広がると 後追いで皮の焦げ目から鰻の香りがジュワーッと来ます ガスの匂いが少々します、炭火では無さそうですね 箸休めに御新香をいただきます、んん、どうかな？ 肝吸いは鰹の出汁が効いていて角切りの椎茸に 表面には三つ葉。鰻の肝は柔らかく 苦味はありません。 苦いほうが美味しいんですけどね 再びうな重へ。 ご飯は粒立っていい炊き具合ですね 後半戦は山椒を投入します。 但し書きにも触れてなかったので ここの鰻は銘柄鰻ではないと思うのですが かなりいい香りがするんですよね 焼き方なんでしょうか？（でもガスですし） タレは秀逸です。 当初、このタレの量では物足りないのでは？ 卓上には追加のタレも無いようですし と思ってたのですが、全然そんな事はありませんでした 甘さ、辛さ、濃さのバランスは絶妙で 鰻の味とご飯、そしてこのタレの量で丁度ぴったし。 最後まで飽きること無く、 鰻の味を引き立たせてくれてます。 久しぶりに食べた、関西風の美味しいうな重でした