西麻布の国道から一歩路地へ。 そこには暗がりに照らされた趣ある重厚な扉と万葉と描かれた灯りが。
扉を開けると静かな空間に更に上へと続く階段。 期待が膨らみます。
階段を登っていくと明るく綺麗なカウンターが。
奥に通されるとそこはいくつか個室が。 今回2名での利用でしたが4人でも余裕がある広い完全個室。
寄木のような床、壁は石や金属、鏡がステンドグラスのように組み合わされており圧倒的な高級感が醸し出されています。
照明も落ち着いており、BGMも全くない完全なプライベート空間は贅沢の極み。
今回は『梅コース』¥14,800(税込)を頂きました。
なんとコースは毎月メニューが変わるとのこと。 今回は11月だったので秋満載の内容。
どの料理も味付けは最低限、旬の食材を丁寧に調理。 最大限、味を引き出しています。
味も盛り付けも日本で和食を食べられることの喜びを再確認できる素敵な内容でした。
〜柚子釜豆腐〜 柚子を器にしたお店手作り豆腐。 運ばれてくるとゆずが爽やかに薫り、見た目も爽やか。
手作り豆腐は味濃く、特別な味付けをしないことで豆腐と柚子の爽やかさを存分に味わえます。
〜八寸〜 写真を見て欲しいのですが盛り付けがとても綺麗。 イチョウ、紅葉の色付いた葉が美しく。 その上にたくさんの秋の味覚が。
小鉢に盛られたお料理は『あん肝、からすみ、慈姑煎餅、甘薯蜜煮、もみじイカ、松葉素麺、茶巾栗、チーズ味噌漬け、銀杏酒煎り』と9品。
昨今短くなった秋を一品ずつ感じさせてもらいながら頂きました。
特に印象に残ったのは『あん肝』 とてもクリーミーで口の中で美味しさがとろけます。
どれも手間暇かけ、素材を活かした上品な味付け。 更に盛り付けまで手間を惜しまず作り込まれていて素晴らしい逸品。
〜かます 泥障烏賊〜 お造り。 キラキラと光るイカ。 細かい鹿の子切りで歯がいらないほど柔らか。 甘みが強くねっとりと濃い味わい。
かますは炙られていて香ばしい。 旬を感じる旨みの濃さ。 その日仕入れた新鮮なかますですが脂が乗っているため熟成させた物かと勘違いしてしまうぐらいでした。
皮も柔らかく、丁寧に鱗も処理されているのでそのまま食べて旨みを堪能しました。
〜甘鯛 道明寺蒸し〜 綺麗なお椀の蓋を蓋を開けると出汁と柚子がやさしく香ります。
大きな甘鯛は旨味が強い。 その下には道明寺と小さく切った南瓜、蓮根が。 野菜は道明寺の大きさと同じにすることで口当たりが均一に。 とても細かく切られているので職人さんの包丁さばきの妙を感じます。
出汁が染みた道明寺は餅米のような粘り。 一緒に入ったカボチャと蓮根のシャキシャキとした食感とのバランスが絶妙。
味付けは控えめですが、出汁がしっかりでているので物足りなさが全くなし。 スーッと体に入っていく美味しさ。
〜鰆 朴葉焼き〜 脂ののった鰆は旨味が濃い。 甘みのある味噌が素材の旨みを引き出しています。 松の実の食感がアクセント。
〜和牛 鋤焼き〜 北海道の銘柄牛『びえい和牛』のすき焼き。 酒粕を飼料にしているというお肉は噛むほどに甘い脂がドンドン溢れてきます。
サシが美しい、レアなお肉。 口の中で溶けてなくなってしまいます。
出汁が優しくお肉の旨味、脂が存分に味わえます。
〜秋刀魚ご飯 牛蒡摺流し〜 土鍋で炊かれた秋刀魚のご飯は目の前で取り分けてくれます。 秋刀魚はふっくら、味が濃くていい塩味。
ご飯は少し固めで生姜がほんのり香る。 ダシが染みていてホッとする和の味。 おこげもほどよく味わえます。
何度の口に運んでも美味しくて感動。 添えられた鯛味噌で味変も。
食べきれない分は包んでくれてお土産に持たせてもらえます。
牛蒡のすり流しは少しとろみのついた出汁。 ほんのり牛蒡が薫って秋を感じる汁物。
炙られた湯葉も入っていて、金粉も散らされています。
サンマご飯との相性もバッチリ。
〜りんごと栗ソルベ〜 栗とりんごを絶妙なバランスで一体化させたソルベ。
甘さ控えめで濃厚な香りのソルベ。 上にはまるで雪のような細かくフワフワの栗がかかっています。 口も鼻も栗で満たされます。
贅沢な内装。 個室は全て完全個室。 1番広い個室には専用のお手洗いまである完全プライベート空間。 接待や記念日、会食にぴったりのお店。 カウンターもあるので気軽にに楽しむことももちろんできます。
特別な日を特別な人とゆっくり過ごすのに最高のお店でした。
Just one step off the main road in Nishiazabu, you enter a narrow alley. There, in the dim light, you’ll find an impressive, elegant door with a lantern inscribed with the word “Manyo.”
When you open the door, a quiet space reveals a staircase leading further up, and your anticipation grows.
As you climb the stairs, you come to a beautifully lit and neat counter.
When you’re shown to the back, you’ll find several private rooms. We were a party of two, but the room was spacious enough for four, offering a fully private and comfortable atmosphere.
The floor looks like intricate parquet, while the walls are made of stone, metal, and mirrors, all arranged like stained glass, exuding a sense of overwhelming luxury.
The lighting is subtle, and with no background music, the completely private space offers the ultimate in relaxation.
This time, we chose the “Ume Course” for ¥14,800 (including tax).
The menu changes every month, and since we were there in November, the dishes were filled with autumn flavors.
Each dish was prepared with the utmost care, using seasonal ingredients and minimal seasoning to bring out their natural flavors.
Both the taste and presentation reminded me of the joy of enjoying traditional Japanese cuisine in Japan – it was a truly wonderful experience.
The luxurious interior, all private rooms, and the largest room even has its own dedicated restroom, making it the perfect place for business meetings, special occasions, or memorable dinners. There is also a counter for a more casual dining experience.
This is the ideal place to spend a special day with someone special in a relaxed and...
Read more短い秋の訪れを楽しみに、五感で秋の日本料理を味わってきました
📍お店の名前は『西麻布 万葉』 🚶♀️➡️乃木坂駅から歩いて10分のところにあります
お店の入り口は表通りから横道に少し入ったところにある、隠れ家感と趣のある佇まい
日本画のような美しさの、五感を刺激する旬の味覚のお料理をいただくことができます
いただいたのは ▶︎おまかせコース 梅 14800円 ▶︎飲み物各種
▶︎八寸 柿、もみじ、銀杏、松葉をあしらった吹き寄せ 映える、目にも鮮やな秋の情景が広がります
かます棒寿司 脂の乗ったカマスのしっとりした身と皮目を炙り皮目の香ばしさが酢飯で爽やかに
海老紹興酒漬け 上品な紹興酒の風味でねっとりした食感がお酒をすすめます。 柘榴がポイントにここにも秋の訪れを感じます
子持ち鮎鞍馬煮 ほっくりと醤油で炊いた子持ち鮎はほろっとほどける食感と粒山椒の上品な刺激がアクセント
茶巾栗 裏漉しされた栗を茶巾で絞り焦げ目をつけて 栗そのものを食べているような風味の良さと手間暇かけた舌触りの滑らかさが絶品
チーズ味噌漬け 一口目に感じる味噌を炙った香ばしさにチーズのコクの相性は何にも変え難い味の組み合わせです
銀杏酒煎り しっとり大粒な銀杏はもっちり食べ応え十分
薩摩芋煎餅 銀杏の形で黄金色に揚げられて随所に散りばめられた、カリッと食感も豊かな小躍りしたくなる秋の装いです
▶︎平目鰭燒霜 土佐醤油 もっちりヒラメのお造りと炙りのサワラの香ばしさ お酒と鰹節で作られた土佐醤油は塩味より旨味を強く感じ、繊細なヒラメやサワラを引き立てる味付け
▶︎本鲔 黄身醬油 長崎県産本鮪の赤身と大トロをとろりと濃厚な黄身醤油で 繊細な味付けと濃厚なコクとマグロの旨味のマリアージュ 芽ねぎと穂紫蘇、わさび
▶︎牡丹鳢 お椀の蓋を開けると鰹出汁の香りがフワッと広がり、湯引きされたハモはまるで牡丹の花のよう 一口大より大ぶりな松茸もたっぷりとこちらの香りと食感も存分に楽しめました ミツバの茎が彩と吸い口としての名脇役を演じます
▶︎木ノ子春巻き 舞茸、しめじ、椎茸などのきのこを甘辛く煮付けたトロミのある餡 こんなに香りの豊かな春巻きは初めて 手前の山椒味噌をつけて、さらに香りと味わいの深さが広がりました
▶︎和牛松茸しゃぶしゃぶ 味付きの昆布出汁でサッと加熱した艶っぽい色気の牛肉に千切りの松茸がこんもりと トリュフなんて目じゃないわ!と言わんばかりに高貴で芳醇な香りが鼻腔に誘いかけます 牛脂を含んだ青菜とお出汁も美味
▶︎秋刀魚御飯 炭焼き台ではじっくりと秋刀魚が焼かれている様子をカウンター席から拝見しており大変楽しみにしておりました 土鍋ではご飯が出汁でふっくらと炊かれたところに、皮目は香ばしく焼き上げられた肉厚な秋刀魚 みじん切りの生姜の香りがアクセント 多めに作ってくださり、食べきれなかった分はお土産にしてくださるので翌朝にも美味しくいただきました
▶︎蕪摺流 優しい口当たりのとろみのすり流しは温かく蕪の風味の輪郭がはっきりと。生の蕪の葉の千切りの食感と香りが豊かに、このお椀全体で蕪そのものを楽しむ一杯です
▶︎林檎と栗ソルベ 優しい甘酸っぱさのリンゴのソルベに栗のすりおろしをかけて 栗とソルベの口溶けのタイミングも絶妙で、ビターなキャラメルチップのほろ苦さが味を引き締めます
店内は調理作業が拝見できるカウンター席、お店の奥には個室があり場所柄的に接待の方が多くお見えでした もちろん会食やデートにも◎
食材の良さや調理技術の高さはもちろんのこと、細部にまでこだわりとセンスが詰め込まれた、食の芸術の虜になりました♡
お料理はコースのみ、完全予約制です ※ 当日のコース予約は14:00まで、お電話での受付となります ※...
Read more今回は万葉さんの人気No.1の【「竹」長月おまかせコース】を贅沢に堪能させていただきました! 西麻布の路地裏にある隠れ家のようなお店で最初少し探しました💦 今回はカウンターの席でした!個室もあるみたいなので会食などにも利用できるのも良いです🙆♂️
【「竹」長月おまかせコース】¥18,150 全8品で秋の味覚がふんだんに使われていてひと足先に秋を迎えてきました🍂
・鰻秋茄子 1番最初のお料理からまさかの鰻で贅沢なびっくりでした!秋茄子の甘みと脂ののった鰻の相性抜群で美味しかったです!
・戻り鰹炙り かつおのお腹の部分を使っているそうでとても肉厚で食べ応えが良かったのと,一緒にかかっていた玉ねぎのソースがかつおの味を邪魔しないくらいにさっぱりでかつお好きにはたまらない一品でした!
・鱧三日月椀 松茸 ハモと松茸,三日月型のお豆腐のお吸い物で蓋を開けた瞬間に柚子と松茸の香りがふわっと漂ってきて香りからまず惹かれました🙌🏻ハモを食べる機会がなかなか無いので合うのかなと思いましたがほろほろで出汁が効いていてほっこりする一杯でした!
・子持ち鮎 塩焼き 秋の味覚といえば鮎!子持ち鮎といえば塩焼き!大好物なので焼いているのを見るところからワクワク✨ まさかの目の前に置いてあった水槽からの鮎だと分かった時にはびっくりしました😳 長野県の天竜川から採れた鮎でお腹がぱんぱんに詰まっていました!脂もしっかりのっていてパリパリ、塩加減もちょうど良く最高でした🥰
・丹破栗菊莱仕立て 実は栗はあまり得意ではなく食べることができるのか不安だったのですがいざ勇気を出して食べてみると「なんだこれ!めちゃくちゃうまいぞ」と思わず声に出してしまいました🫢栗はあられの粉で揚げていて周りには春菊の餡がかかっていました。ホクホクの栗と餡を絡めて食べるとより美味しい!栗独特の臭みもなく初めて栗を美味しいと感じることができました、ありがとうございます🙌🏻
・和牛角煮馬鈴薯餡 蓋を開けた時のインパクトと多幸感すごいです✨イチョウ型に形取られたチップスと散らばられた銀杏、じゃがいもの餡に包まれているのはほろほろの角煮😳銀杏並木の道を思い浮かべてこれから来る秋が待ち遠しくなりました!角煮は口に入れた瞬間に溶けて馴染むくらいのほろほろさでじゃがいもの甘みを活かした餡と絡めると調和されてなお美味しいかったです…!
・イクラと舞茸ご飯...
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