7月中頃の平日の午後5時ごろに訪問しました。 休日や東京ドームでイベントのあるときは大行列ができる人気の点心店です。 本店は香港にあり、創立者は4年連続でミシュラン3つ星を獲得したフォーシーズンズホテル香港の龍景軒で働いたキャリアを持つ点心師で、2010年のミシュランガイド香港・マカオ版で星1つを獲得したのを皮切りに世界11ヵ国以上に支店がある大きな点心レストランチェーンに成長しました。
2023年の東京ドームシティリニューアルの際に、紅虎餃子房と入れ替えでティムホーワンが入りました。場所は以前イタリアンレストランのあったところで、東京ドームからラクーアへつながる陸橋を渡ってすぐの場所にあります。
店内は明るい照明で家族連れでも問題ない雰囲気です。個人宅のダイニングのような気さくな感じ。キャパシティはかなり大きく、軽く100人以上が入れそうです。このキャパシティで行列になるというのはなかなかの人気店です。ただイベントのない平日の午後など時間帯によっては空いている時間があるので、その時間を狙うと待たずに入れるでしょう。
フロアのスタッフはこの日は全員日本人のようで、サービスも日本風。シフトの関係かもしれませんが、中国人スタッフの姿は今日はフロアには見えません。
今日は忙しくて昼食が食べられなかったので早い夕食として訪問しました。注文はテーブルにある注文票に印刷された料理の名前の横に数を書き入れるスタイルです。お茶は卓上にある金属製の魔法瓶に入っています。急須だと茶葉から渋みが出るため、急須から魔法瓶に入れてサーブする方が渋くならないし、量も入るので合理的な選択だと思います。
今回頼んだのは1品目鶏足の香港式煮込アワビソース、2品目海老と黄ニラのチョンファン、3品目湯葉巻きオイスターソース蒸しの三つです。
1品目鶏足の香港式煮込アワビソースが間髪を入れず運ばれてきました。一皿目を迅速に出すのはなかなかいいサービスです。鶏足は日本では外見がグロテスクなので敬遠する方も多いですが、中国ではポピュラーな食材です。旨味たっぷりのアワビソースでふっくらと甘辛く炊き上げられていて、口に入れるとぷにゅぷにゅとしたコラーゲンてんこ盛りな舌触りの皮がたまりません。かなり暑い日だったからか今日は若干塩を強めに仕上げてきました。上に載っているのはパクチーと唐辛子の輪切りです。飾りなどとあなどることなかれ、途中ですこし飽きたらパクチーと一緒にぱくり、唐辛子一切れと一緒にぱくりと味変を楽しめます。ピーナツも一緒に炊かれていて、時々それをコリコリ食べることで食感の単調さを和らげられます。
半分以上食べ進んだところで、2品目の海老と黄ニラのチョンファンが運ばれてきました。チョンファンは腸粉と書きます。普通話だとチャンフェンになるようですが、この店は香港料理なので広東話の発音です。米粉を溶かした汁を蒸しあげて作った繊細なぷるんぷるんの皮で具を巻いた料理です。今回はエビと黄ニラが具になります。テーブルにサーブされるときにウエイトレスさんがタレをポットから注いでくれます。ごく薄いタレは優しい味で主張は控えめ。鶏足と同じプニュプニュした口の粘膜にすいつくような食感の皮にエビのぷりぷりとニラのシャキシャキした食感が加わり、つるつるぷにぷにぷりぷりしゃきしゃき…これも美味しいです。
チョンファンを食べ終わったタイミングで蒸したての3品目、湯葉巻きオイスターソース蒸しを厨房のスタッフが運んできてくれました。今日は空いていたからか食事の最後にお客さんの様子を確認に来たようですね。空いている時とはいえ、厨房スタッフがこうやって客とコミュニケーションをとりにくる姿勢は嬉しいです。コースを頼んだわけでもないのに食べ終わるタイミングにあわせて次の料理が出てくるのも好感度大です。
湯葉巻きオイスターソース蒸しを食べた後、ちょっと片腹が空いていたので最後にこれも初めて注文するティムホーワン名物の酥皮焗叉烧包ことベイクドチャーシューバオを頼んでみました。ウエイトレスさんが、食べきれますかと心配しています。ええ、そんなに大きかったでしたっけ?大丈夫ですよと言うと、お持ち帰り用の箱もご用意ありますから必要ならおっしゃってください、と最後に付け加えて引き上げていきました。
えー、そんなに重いんだ…まさかの巨大饅頭?と思いつつ不安になりながら待っていると、小さな一口パンサイズの饅頭が三個運ばれてきました。神楽坂の中華五十番とか大阪の551蓬莱の肉まんの半分ぐらいのサイズです。これなら楽勝でしょう…と思ったら甘かったのです。
まずオーブンで焼き上げられた皮の密度は高く、メロンパンの硬いところのような感じでかなり食べ応えがある上に、中にどっしりとした餡がぎっしり詰まっています。チャーシューを使った餡なのですが、これがしょっぱいか甘いかというと限りなく甘い方のしょっぱいみたいな感じで食べると脂と糖が大軍勢で押し寄せてきて血糖値が急上昇するのがわかります。三個食べたら満腹です、もう食べられません。
とんかつ丸七の特上焼きカツ丼を完食できる私がこのレベルの満腹というのはなかなかのボリューム、おみそれしました。
サービス面では、グランドオープン後1年と少しが経過して、かなりの成長が感じられました。オープン直後と比べるとだいぶ日本にローカライズされた接客になってきていると思います。クレンリネスについても満点でした。料理のクオリティもまずまずのレベルにあると思います。
リニューアル前は刺激的な味のメニューのある若者向け中華料理店でしたが、リニューアル後に入ったティムホーワンは優しい味の大人向けの店、飽きることなく通えるお店だと思います。通うとなるとメニューのバラエティが欲しいところ。もう少し支店独自のメニューが増えるといいですね、月替わりや週替わりでラクーア店でしか食べられないスペシャルメニューがあると嬉しい。
ここはたくさんの種類の点心を頼んでみんなでめいめいに取り分けて食べるのが楽しい。一人で行くと一品あたりのポーションが多めなので何種類も食べられません。香港や台湾の飲食店は家族が勢揃いして大きなテーブルを囲んで楽しく食べている光景がよく見られ、ここもそのような利用を想定しているように思います。グループでの利用を...
Read moreAs its signature dishes, the baked bbq pork buns (酥皮焗叉燒包)and steamed shrimp dumplings (har kao 蝦餃)are actually quite good. They are served while they are sizzling hot. However, I found its steamed pork dumplings (siu mai) very disappointing. The pork stuffing inside the dumplings is so chewy that I finally gave up and spit it out. And another major difference between its Japanese branches and its Hong Kong flagship restaurant of course is the price. The Japanese Tim Ho Wan is about one third more expensive than its Hong Kong counterpart. But if you don’t want the hassle of traveling all the way to Hong Kong, it’s worthy trying this...
Read moreI’d give it a 4.5 if I could. When that being said, I’m not sure why the low rating. The space is nice and open and it has quite a bit of seating. The staff was friendly and accommodating, but they got busy after I got there and they asked us if we would mind leaving so others could come in. Not a problem. The dim sum options were delicious, return the shu mai, shrimp dumpling, and special pork bun standouts for me. The pumpkin dessert dumpling was a nice way to end the meal. If you like dim sum, this place is...
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