JR熱海駅から歩くこと凡そ20分。駅から歩くと割とアップダウンがあって、ちょうどいい運動の距離。 神社までの途中に「山田湯」という昔ながらの銭湯があって、大人300円。かけ流しの温泉。 銭湯なので、タオルと石鹸は持参のこと。
社伝によると、仁徳天皇の御代に創建されたという古社。
平清盛の信頼を受けていた伊東祐親は伊豆に流された源頼朝の監視役を任されていた。 ところが、祐親の娘と頼朝はできてしまって、子供まで作ってしまった。 これを知った祐親は激怒して、子供を殺害、頼朝も殺害しようとした。 そのため頼朝は逃げるのだが、途中で力尽きてしまった。観念していると、その近くに湧水があるのを発見し、飲むと力が湧いてきたといいます。 この泉は「頼朝の一杯水」と呼ばれていて、この神社の南、頼朝ロードの途中に今でも残っています。 さて、力が湧いた頼朝は山中から麓に降りてきて、大きな楠のある当社にて、源氏再興を祈願したといいます。 当社で祈願を終えて、頼朝は伊豆山神社に逃げ込んで、北条時政に匿われたといいます。
ところで、この話には異説もあって、それによると、祐親は源氏の頭領である頼朝と娘の交際は認めていたのですが、子供ができたとき、頼朝は北条政子ともできていて、それを知ったため、殺害しようとしたという説です。
頼朝が鎌倉幕府を立ち上げた後の正治二年(1200)、頼朝の命により社殿が建立されました。
境内には楠など巨木がたくさんあって、いかにも伊豆の神社らしい。 また、境内には足湯もあって(参拝したときはお湯は出ていなかったが)...
Read more来宮神社から徒歩で約30分 さっきの賑やかさが嘘のように人も少なく、とっても落ち着いた雰囲気の中ゆっくり参拝できました
こちらには縁結びの神様「大国主神」と商売繁盛の神様「事代主神」が祀られています
事代主神は恵比寿神、大国主神は大黒天と同一視されてきたことから、本殿には2人の神様のお面?、御朱印には両方の神様が描かれています
神社では珍しい足湯もあり、そちらにも可愛らしいお顔の恵比寿様がいらっしゃいました (夏だからか?足湯はやってませんでした)
また源頼朝の命を救ったともされる神社だそうですよ
社務所は11時から16時まで 基本不在になってるのでお宅の呼び鈴を押すと対応してくれます
御朱印は通常御朱印が3種類、限定御朱印が2種 キレイな夏の花と共に描かれた恵比寿様と大黒様の御朱印をいただきました(いずれも500円) 他にもお札やお守り、御朱印帳、絵馬もあります
おみくじは縁結びの神様もいるので恋みくじもあり!よく当たるって書いてありましたよ^...
Read more今宮神社は、仁徳天皇の時代(313-399年)の創建と伝えられているほど由緒のある神社です。 伊豆に配流の身だった源頼朝は、伊東祐親の姫(八重姫)と恋仲となり一児までもうけてしまいました。そのため、伊東祐親の怒りを買ってしまい、命を狙われてしまいます。但し、味方であった祐親の次男祐清が暗殺のことを頼朝に教えたために難を逃れることができ、走湯権現(現在の伊豆山神社)へ逃れることができました。その逃れる途中に、この地で一杯水で喉の渇きを癒し、大楠の下にあった社に開運を祈願したと伝えられています。そして、その社が今宮神社と伝わっています。 また、平家討伐後も、今宮神社を崇敬した頼朝は社殿を造営したと伝わっています。 源頼朝と八重姫の悲恋の跡を求めて、伊東の音無神社・日暮八幡神社から火牟須比神社や稚児ケ淵を経て、さらには富戸の三島神社まで巡ってきました。この後のヒロインは北条政子に変わり舞台も伊豆山神社に移ると思うとちょっと残念です。 この後は、八重姫と源頼朝が再び道が同じくなることもなく、伊東祐親が石橋山の戦いで源氏の軍門に連なる可能性も潰えてた地だと思う...
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