鎌倉駅・東口から若宮大路を横切り、鶴岡八幡宮とは反対方向に歩き、鎌倉郵便局とスルガ銀行 鎌倉支店の間の道を進むと、右側に本覚寺があります。本覚寺を過ぎて滑川にかかる夷堂橋 (えびすどう ばし) を渡って小町大路を右へ進みます。
最初の信号 (大町四ツ角) を過ぎ、さらにまっすぐ進み、JR横須賀線の踏切を渡った先、左側にあるお寺。鎌倉駅から徒歩15分から20分くらい。
出入口に大きな日蓮上人の像があるので、すぐわかります。ここら辺までが、鎌倉駅から歩いて往復できる範囲でしょうか。
大町四ツ角 交差点を過ぎると、観光客の数はめっきり減り、普通の住宅街のようになります。鎌倉駅の周辺の喧騒とはうって変わって、のんびり静かに街歩きができます。
こぢんまりとしたお寺ですが、うろこ供養 (魚介類慰霊) の碑とかあってなかなか面白い。小説家、泉鏡花が1891年 (明治24年) 7月から8月に、友人の医学生とともに滞在し、このときの経験をもとにして、後に「星あかり」という作品を執筆したそうで、青空文庫で無料で読めます。
1261年 (弘長元年)、日蓮上人が伊豆法難にあった際、伊東の「俎岩 (まないた いわ)」と呼ばれる小さな岩に降ろされたのを救ったのが、漁師の舟守弥三郎 (ふなもり やさぶろう) で、その子供である日実上人 (にちじつ しょうにん) が1299年 (正安元年) に妙長寺を創建。
当初は由比ガ浜の沼ケ浦にありましたが、数度、津波に流されたのち、日蓮上人の入滅後、400年目の1684年 (天和元年) に現在地に移転。もともと、この場所には、天目 (てんもく) 上人が開山した天目山 円成寺というお寺があったと伝わっています。
境内には、高さ約10mの伊豆法難 記念 相輪塔 や鱗供養塔があります。相輪塔は、関東大震災のとき崩れた鶴岡八幡宮の二の鳥居の一部を利用しているとのことで、1933年 (昭和8年) 5月12日の建立。 鱗供養塔は、鎌倉・逗子・三崎の漁師や魚商人達の浄財により1878年 (明治11年)...
Read more海潮山妙長寺といい日蓮宗のお寺になります。 御本尊は三宝祖師です。 正安元年(1299年)に伊豆へ流罪となった日蓮聖人の命を伊東沖の小岩から救った漁師の舟守弥三郎の子の日実が、材木座海岸に近い沼ケ浦という場所に開山(弥三郎本人が開山という説もあります)したのが妙長寺の始まりといわれています。 沼ケ浦は日蓮聖人が伊豆へ流罪になった時に船出した場所になります、天和元年(1681年)の津波により寺の堂宇が倒潰したため現在地に移り再建されたお寺です。 泉鏡花が数ヶ月滞在した経験を生かし「みだれ橋」を発表し、後に「星あかり」とした作品にも登場するお寺です。 また鎌倉・逗子・三崎の漁師や魚商達の浄財により明治十一年(1878年)に建立の鱗...
Read more鎌倉駅東口から徒歩15分位、道順としては妙本寺さん手前の橋の道を右に行き、大町四ツ角交差点に出れたら、そのまま真っ直ぐ歩き、右側に辻の本興寺さんの前を通り過ぎ、踏切を渡ります。 更にそのまま歩き右側に、妙長寺さんがあります。 山門に、境内の整備費用の寸志の願いのお賽銭箱がありますが、拝観料ではないですね。 本堂内に入る為のお金ではありませんから、ご注意を。
日蓮大聖人さま伊豆法難の船出の地との事、今は浜辺から離れていますが当時はお寺の辺りが浜辺だったそうで、想像出来ませんね。
本堂左の、庫裡...
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