The museum is located in Suwa Lake version. On the first floor, there is a collection of French glass art works, especially those collected by Galle and the Dome brothers, which were evaluated and collected early on. It is interesting to note the influence of Japanese art works from the Bali Expo. On the second floor, a collection of Japanese Western-style paintings is on display, including a painting by Higashiyama Kaii, who has ties to...
Read moreもう何十年前になろうか、ガレに興味がありと言うよりナンシー派の美術を偲びと、高島北海(ナンシーでガレに影響を与えた日本人の絵師で北斎などを紹介したのでは)・・そして葛飾北斎と繋がる浮世絵が西洋つまりフランスやオランダに輸出品への包紙として渡り、その面白さに人が気づき大人気となり、やがてガレ達アーティストの目に不思議な東洋の線に気がつくと言う。ざっといえば交流は左様に始まり、ガレのガラス作品がやがて世界に羽ばたき日本にやって来た。そしてパリ万博での人気沸騰となるのだが、ヨーロッパに東洋いわゆるジャポニズムの影響が及ぶ流れは〜日清・日露の戦争に僅かに勝ったと言う東洋の小さな国が輝いた時期なのです。芸術と戦争相容れない事かも知れないが二十世紀、新しい世界が広がり、日本もその影響力に加担した一部であった事、〜時は流れ今も日本は更に広がった世界の中心にもならんとしている事をアートを見ながら感慨にふけるのでした。 そうした美術のスパイラル的な往復は、人間の知識を深めていくと、、 私が北澤美術館に訪れたのはカレコレ30数年前の事、訪れたのはあの永六輔氏が北澤美術館のロビーのコーヒーが旨いよって〜其のちょっとした誘いが車で行く決心をしたのだ 。ガレについていやアール・ヌー・ボー自体は非常な関心があり前後の芸術美術をかなり勉強したもの、ターナー以来西洋美術と東洋とくに日本のは中々面白い交流を果たしている。 何度となく訪れ一度は現地にとナンシーにもガレの工房にも足を伸ばしたこともあるが、どちらも圧倒的な迫力と繊細なそして微妙な色変化や巧みな細工には驚くばかりで見飽きなかった。 ナンシーと言うフランスの街はオーストリアとの国境近いが、当時まだまだ田舎街で日本人観光客は少なく、ナンシーのガレの家‥に訪れていたのは殆どフランス国内かの中学高校生らしき若者たちで一杯、私たち夫婦は何とか合間を縫って観賞、今の北澤美術館も私が良く訪れていた時期にもやはり若者が多くいましたね。 今では骨董品の高値をよひ、その為に逆に有名と私好みではないが知名度が上がるのは嬉しいものだが一方で、少し金のことばかりで情けないとも・・ 歴史は繰り返しながら、進歩後退をとは司馬さんのエッセイに〜深い知識と多様な光源を持ち人間をつくづくと眺める、作品もだが〜 こうして日本にあるガレの作品や生き方の論評をナンシーにて又、味わって見たお陰か、私はその作品それぞれに宿った精神のまた情熱を改めて感動しながら、だが、世にいうように私物化をしたいと言う気にはならないのだね。 タダこうして今も大勢の人々が来て見て感じてくれる事のみ...
Read more諏訪湖畔にある北澤美術館は 株式会社キッツ(旧北沢バルブ)の創業者 北澤利夫氏(1917~97年)が集めた美術品を 郷里の長野県諏訪市に 地域文化の振興と発展に寄与することを目的に 1983年に開館。 2018年には開館35周年を迎えた。
北澤氏のコレクションは 1960年以降の現代日本画が中心でしたが 「小さくても個性の光る美術館」を目指し 当時はまだ知られていなかった 19世紀末フランスの アールヌーボーのガラス工芸 エミールガレとドーム兄弟の 作品収集に力を注ぎ 現在はアール・デコのルネ・ラリックと パート・ド・ベール作品を含め 約1000点のコレクションを誇る 世界的に知られる美術館。
現代日本画とヨーロッパのガラス工芸は 一見脈絡のないものに感じるが 北澤氏はガレを集めはじめた動機を 「鮮やかな色彩と優美な曲線 繊細なデザインに日本画と 相通じるものを感じた」と語っていた。
1階にガラス工芸 2階に現代日本画が展示され 中2階には東山魁夷も愛した喫茶室がある。
ガラス工芸の ひとよ茸ランプ、フランスの薔薇などは ガレを代表する作品として 本国フランスの美術研究家からも 世界第一級のコレクションと 高い評価を得ている。
現代日本画は 東山魁夷をはじめ 日本画の巨匠の作品を 季節に合わせて展示している。
喫茶室は 丸安田中屋さんのケーキを扱い 全国的に大人気の チーズケーキアントルメが頂ける。 また 桜の木があり諏訪湖はあまり見られないが 季節折々の景色も楽しめる。
売店には ひとよ茸ランプが可愛い オリジナルハンドタオルをはじめ 様々なオリジナルグッズがあり また ガラスのぐい呑みやアクセサリーなど ガラス工芸作家さんの作品も 購入出来る。
北澤美術館の特色でもある 勉強熱心な ガイドボランティアさんによる ガラス工芸の解説も わかりやすいと大人気。
雨で諏訪湖畔で遊べない時や 霧ヶ峰と共に楽しむのも おすすめの美術館。
ちなみに 諏訪湖畔には 16もの美...
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