The Memorial Monument to Lord Okubo, Minister of the Right — Attraction in Tokyo

If you are interested in Japanese culture and history, it might be good to visit here. For foreigners, Toshimichi Okubo might be not known. He is one of the most important person in late of 1900s. Unfortunately, he was killed around here. This monument was build for his...

明治11年（1878年）5月14日、馬車で皇居へ向かう途中、紀尾井坂付近の清水谷（東京都千代田区紀尾井町）にて殺害された（紀尾井町事件）暗殺現場は紀尾井坂ではない。享年49〈数え年〉、満47歳没。

暗殺当日

午前8時ごろ、大久保は麹町区三年町裏霞ヶ関の自邸を出発した。明治天皇に謁見するため、2頭立ての馬車で赤坂仮皇居へ向かった。同行していたのは御者の中村太郎と従者の芳松であった。ところが、午前8時30分ごろに紀尾井町清水谷（紀尾井坂付近。現在の参議院清水谷議員宿舎前）において暗殺犯6名が大久保の乗る馬車を襲撃した。まず芳松が襲われるが、なんとか逃亡し、近くの北白川宮邸に助けを求めた。日本刀で馬の足を切った後、馬車から飛び降りて立ち向かった丸腰の中村太郎を刺殺した。馬車の中で書類に目を通していた大久保は異変に気付き馬車から出ようとしたが、島田らは両方の扉を塞ぎ、大久保を馬車から引きずり降ろした。大久保は島田らに対して「無礼者」と一喝したが、護身のための武装をしていなかったことが仇敵となり、なす術もなく殺害された（享年49〈数え年〉、満47歳没）。介錯として首に突き刺された刀は地面にまで達していた。『贈右大臣正二位大久保利通葬送略記・乾』によると大久保は全身に16箇所の傷を受けており、そのうちの半数にあたる8箇所は頭部に対するものであった。事件直後に駆けつけて大久保の遺体を見た前島密が「肉飛び骨砕け、又頭蓋裂けて脳の猶微動するを見る」と表現している。

島田らは刀を捨て大久保に一礼をして撤収し、同日、大久保の罪五事と他の政府高官（木戸孝允、岩倉具視、大隈重信、伊藤博文、黒田清隆、川路利良）の罪を挙げ...

西南戦争で西郷隆盛が死んで、約一年後に大久保利通がこの辺りで暴漢により命をおとした。 幕末から明治初期に駆けて、時代を動かした二人の人物を相次いで失うことになった。

薩摩藩主島津斉彬によって見いだされた西郷と大久保は、幕末においては、二人の力を合わせて明治を生み出していった。 その動きは、まるで役割分担を決めたかのようでもあった。 西郷は重に対外的な交渉事を担当し、大久保は薩摩藩という特殊な藩を担当をした。

西郷は表舞台で多くの人々を惹き付けた。一方、大久保は薩摩藩の内部を中心に忍耐強く動いた。 二人共に表技だけでなく、裏技も織り混ぜて幕府を倒していった。

明治に入ると西郷は、自分が造り出した政府ということもあり、表技しか使わなくなった。 ただ、自分の意見が認められられなくなる度に東京から薩摩に帰ってしまった。 その度に、大久保は独り東京で苦渋していた。 それでも、西郷を一番知っているのは自分であるという自負心があったと思われる。 しかし、西郷は表舞台に立っていた時に集まってきた人々に担がれていて最早一人では身動き出来なくなっていたようだ。

西南戦争が終わっても、西郷人気は衰えず、世間の不満を大久保が背負っていたようになり、この場所辺りで事件が発生した。

大久保利通は、私欲はなく、身を粉にして忍耐強く新しい日本を作り出そうとした政治家だった。 しかし、西郷と比べると人が集まって来なかった。 そう考えると、やはり二人揃って初めて幕府を倒す仕事が成し遂げられたのだろうと思ってしまう。

今の時代が大久保や西郷が望んでいた社会になっている...