シチリア料理に特化したイタリアンの店です。大阪のイタリアンの中でも、南部イタリア料理の店というのは多くないですが、シチリア料理の店も何軒かありますが、ここまで本格的なところはないのではないかと思われます。イタリア料理と言えば、アンティパスト(前菜)、プリモピアット、セカンドピアットと流れていくんですが、南イタリアではまず小皿料理を複数提供しくれます。これがメインに匹敵する分量で、その後はパスタで締めるという形になります。小皿料理が並ぶと言うことで、スパニッシュのタパスとも関連があるのではないかと考えているのですが、勉強不足なので、よく分かりません。
先ずは、雰囲気です。ビルの二階にあるんですが、二階には看板がないので、初見だとちょっと迷うかもしれません。店内は、テーブル席(8席)もあるんですが、カウンター席(11席)がメインだと考えて良いと思います。イタリアの地図やイタリアを感じさせる小物、絵画が色々とおかれていて、イタリアのカジュアルな居酒屋の雰囲気を醸し出しています。ただ、カウンター席から後ろの壁までが少し狭く感じます。トイレに行こうとすると、段差とかもあったりするので、酔ってると転倒するかもしれません。トイレまで辿り着けないと言うことはないと思いますが…。
料理です。今回は、前菜酒おまかせの2,500円を予約オーダーしておきました。先に書いたとおり、南イタリアではまず小皿料理が並べられるんですが、これをアンティパスタミスティではなくてアッサジーニと言うらしいです。ちなみにイタリア語は出来ないんですが、アンティパスタミストと書いていたら、複数形だからアンティパスタミスティが正しいと指摘を受けたことがあるので、そのように表記しています。カウンターの奥がキッチンになっていて、前菜は用意されているのに出てこないのはどうしてなのかな?…。と思ってたんですが、どうやらゼッポリーニをいちばんに出したかったようです。ゼッポリーニが出てくるまでに、ビール(メッシーナ)と泡と、2杯飲んでしまいましたが…。その後、次々と料理が出されるんですが、これ、本当に一人前なの?…、と言いたくなるようなボリュームでした。イタリア人は食欲健啖だとは聞きますが、ちょっと辛いです。アッサジーニのあとは、メインかパスタ、あるいは両方をほとんどの人が食べると聞きましたが、パスタは無理でした。大豆を使った濃厚なスープ。豚リブロースの玉葱煮は絶品でした。
サービスですが、店主の独擅場と言ってもいいのではないかと思います。料理を作りながら、客にも声をかけ、スタッフにも指示を出していました。担当してくれた接客スタッフが新人だったようで、最初のドリンクを泡とオーダーしたら、ビールを持って来てくれたりしました。謹んでいただきましたが…。泡の後、白ワインを2杯、赤ワインを2杯飲んだんですが、店主の説明が早口で長いです。説明の中からキーワードを拾える人は良いと思うんですが、そうでない人は聞いている振りをするんだろうなと言う気はします。退店時には、女性スタッフが入り口のところまで見送りに出てくれ、外観写真を撮りたいから戻ってくださいと言ってるのにずっと見送ってくれたりしました。
ドリンク類はビールがシチリアのメッシーナ、ワインもこだわりのものが置かれています。ボトルワインも用意されているようですが、メニューに銘柄は明記されておらず、ライト、ミディアム、フルボディーと書かれています。個人的にはちょっと贅沢なワインが気になりますが…。あと、食後酒まで飲む人間としては、イタリアンと言えばグラッパとかリモンチェッロが頭に浮かぶんですが、シチリアと言えばマルサラなので、しっかりと飲ませていただきました。最後に、店主より、メロンツェッロをお勧めいただきましたので、ありが...
Read moreぐるめと旅 ニッポンもセカイも。 『ぐるめと旅』で検索可(ぐるめはひらがな)
■ シチリア料理 トラットリア アリア 写真 Trattoria_Aria_2007-101.jpg
このあいだの土曜日 朝からの用事をすませたら、ランチが2時ころになった こんな時間にやってる美味しそうなお店あるかなと 検索してみたところ、こんなお店がでてきた
■シチリア料理 トラットリア アリア
おお、シチリア料理やがな
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ほんまに2時でも入れるのかと 念の為、電話してみたところ 3時位までやってますよとのことなので ちょっと駅から遠いが行くことにした
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お店についてから気がついたのだが ここは以前はランチで生パスタをいただける イタリアンのL'APIがあった場所だ
きょうはランチコース2,300円をお願いする
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お店についたのはちょうど午後2時ころだったが けっこうお客さんがはいってる
アンティパストは盛り合わせ まずは、シチリア名物の イワシの酢漬けから食べる
まさいはイワシが大好きだ
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前菜を食べ終えて つぎのパスタを楽しみにしていたら これが出てきた
あれれっと思ったが シェフによると、こちらではアンティパストの次に メイン料理をだすという順序だそうだ
プリモのパスタでお腹がいっぱいになって そのあとでメインをだしても喜んでもらえない それで先にメインディッシュを出すらしい この場合、イタリアではセコンドピアットと呼ぶのか あるいはプリモピアットと呼ぶのか、どっちだ?
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本日のメインはこれ
・牛ミートボールのトマト煮込み
とても良い香りだ いただきまーっす 旨いっ
この何気ないミートボールが 想定外の旨さだ
白いのは長芋かと思ったが 白いトウモロコシで作ったポレンタだそうだ これがまたトマトソースの味を引き立てて旨い
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さて、楽しみにしていたパスタはこれだ
・イワシのスパゲティ
これこそシチリア料理ではハズせない一品だ
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大盛りにしてもらったのですごいボリューム いただきまーす
予想通り旨い いわしの旨みを味わいながらガッツリいただく
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お店の外にガラスに夜メニューが書いてある 谷後シェフによると レモンのスパゲティが特におすすめだそうだ 想像するだけでよだれが出そうだよ
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ドルチェをいただきながら シェフといろいろお話できた ◯共ウィルスによる自粛の間もずっとオープンされていて なんとか店を続けているが やっぱりかなり厳しい状況だそうだ
だから、ちょっと駅遠だけど お料理美味しいし、気さくなシェフなので ぜひ訪問してみてくださいね
ごちそうさまでした
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────────── 【訪問日】 2020年7月 【店名】 Trattoria Aria 【ジャンル】 シチリア料理 【住所】 大阪府大阪市西区京町堀2-3-4 サンヤマトビル 2F 【キーワード】 イタリアン Italian...
Read moreWe happened upon Aria Trattoria as we tried to eat at another Italian spot, but weren’t able to get in. Thankfully, they were accommodating and we were able to immediately grab a seat at the cozy bar. The pasta dishes were amazingly delicious! Simple, yet executed spot on! The very BEST part of our dinner was how ridiculously yummy and perfect their homemade Brontë pistachio gelato was! I literally DIED-it was better than any other gelato I’ve ever tasted (Italy included)!...
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