【1万円コース史上トップクラスの満足度!訪れて絶対に後悔しないお店】
<オススメメニュー> ■生うにとサルデーニャ産からすみのスパゲッティーニ ■フランス産マグレドカナールのロティ
<こんな人にオススメ> ■1万円での究極コース料理を楽しみたい方 ■とにかく美味しいモノを食べたい方 →→→
18時に予約して入店。 エレベーターで5階に上がり、店内の階段を登り個室へ。
<シェフお薦めコース>11,000円 <ノンアルコールペアリング>4,400円(4杯)
■1杯目:オレンジジュースとトニックウォーター、自家製のジンジャーウォーター *香り付けにローズマリー。 *オレンジジュースがベースだがジンジャーも効いており辛口。口の中を爽やかにさっぱりさせてくれる。 *ディナーを迎える前に、その日全ての食べた物をリセットさせてくれた。
【アミューズ2種】 [安納芋のスープ] ✅温かなスープ。上に乗るのは小豆のエスプーマ。エスプーマのおかげで熱々がキープされている。安納芋の甘みがあと引く旨さ。口当たりあっさりだがトロみとコクも抜群にある。
[バッカラとズワイガニのタルトレット] ✅カニの芳醇な味わいとバッカラの旨みが喉から鼻から通りまくる。香りもかなり良い。清涼感があり、口の中を駆け巡ってくれる。ひと口サイズ史上、かなりの味わいの強さと満足度を感じた。
■2杯目:ミルクとマスカットビネガー、ノンアルコールのジン、フレッシュミント *マスカットビネガーとミルクの不思議な組み合わせ、それでいてかなりの美味しさ。 *ミルクなのにさっぱり感あり、そして甘い。浮かべたフレッシュミントの清涼感が、ミルクをもっと軽くしてくれてた。
【オーロラサーモンのミキュイ、洋ナシとビーツのソース】 ✅ミキュイとは、半分火を入れたという意味。ノルウェー産サーモンを半焼き半生の状態で提供してくれる。白いパウダーはくるみ、黒いパウダーはブラックオリーブ、茶色のソースはタプナードソース。最後に目の前で、洋ナシとビーツのピューレに液体窒素を入れシャーベット状のソースかけてくれる。 様々なソースの味わいを楽しめる。
✅サーモンの厚みが嬉しく、旨みもかなり分厚い。ナイフを入れた瞬間のホロホロとした身の食感に驚く。洋ナシとビーツのソースが非常に甘酸っぱく、サーモンのしっかりとした脂をマイルドにまとめてくれた。未体験の味わい。それでいて日本人の口にも合う、しっかりとした美味しさ。
✅周りのサラダにはビネガーソースやナッツも振りかけられ、健康的なサラダも味わえる。前菜として申し分ない軽さと美味しさと満足度。 この一品だけで、侮れないお店だと分かる。
【牡蠣とフォアグラのグラタンオーブン焼き】 ✅フォアグラはハンガリー産、牡蠣は岩手産の岩牡蠣。かけられたソースは、岩牡蠣の出汁を泡立てたモノ。
✅殻の器の中に、大きな牡蠣がカットして置かれ、間にブロック状のフォアグラが置かれた一品。焼かれた岩牡蠣が香ばしく、旨みと塩味の強さが特徴的。噛めば噛むほど牡蠣の真っ直ぐな旨みとミルキーさが溢れ出てきた。これには大満足。この味が欲しかったんだと痒いところに手が届く味わい。
✅グラタンソースも濃厚。岩牡蠣の出汁のおかげで、バターの味わいが化け物クラスの旨みに大変身してる。
✅フォアグラはコクの底上げに大貢献。ソースを凌駕する濃厚でコク深い味わい。シンプルな美味しさなのに、力強い贅沢さを感じる。チンゲンサイは風味と食感のアクセントに。 このお店のテーマは「力強いフレンチ」なのかもしれない。
■3杯目:トマトのジュと甘酒 *ジュと甘酒を1対1で混ぜたモノ。 *トマトのコクだけがドリンクになったような、旨みしか存在しない一杯。トマトの濃厚な味わいに度肝を抜かれる。
【生うにとサルデーニャ産からすみのスパゲッティーニ】 ✅開店当初からの名物メニューとのこと。運ばれて来た時から、ウニとカラスミの良い香りにやられた。もちろん生パスタ。思わず「ウマイ」と声に出してしまったほどの一品。 クリームパスタもウニパスタも、絶対どこかで食べたことあるはずの味なのに、それらの最上級品を見せつけられたような一品。
✅振りかけられたカラスミの量のおかげか、何度口に運んでも新鮮で力強い旨みが訪れる。ウニソースには固形のままキープされたウニも存在し、香りも甘みも抜群。これほどまでに味に一体感のあるパスタには出会ったことがない。トマトと甘酒のドリンクと合わせれば、ウニクリームの味わいをもっと爽やかに、そしてよりゴージャスに感じさせてくれた。 とにかく味わいがパーフェクト過ぎた。
■4杯目:ダージリンティー、タイの塩、桜の燻製チップ *燻製の香りが抜群。 *タイ塩のおかげなのか、和食で出される上等なお出汁をずっといただいてるような、そんな落ち着いた気持ちになれる一杯。なんとも不思議なドリンク。 *ソムリエとシェフとで、他にない一杯を提供したいとして用意してくれたとのこと。 *鴨肉の味わいや肉汁を上品にまとめつつ、旨みをさらに引き上げてくれた。
【フランス産マグレドカナールのロティ】 ✅マグレドカナールとはフォアグラを取るために育てられた鴨の胸肉。ソースはトリュフと白子のソースで、上からイタリア産トリュフが振りかけられる。器まで温かいまま提供してくれた。
✅鴨肉の分厚く、これまた力強い味わいにノックアウト。誰もが大好きな鴨の脂の美味しさが最高。脂の焼かれた香ばしい旨みとタンパクながらジューシーな味わい、お肉の王様のような佇まいの鴨肉であった。
✅周りの彩り野菜も気持ちいいほど美味しい。トリュフソースは野菜などの旨みが大量に含まれてて、最後のアクセントにトリュフといった感じ。旨みを奥の奥まで追求したような深い味わい。 白子のソースは、グラタンかってくらい濃く落ち着いた味わい。これまた鴨肉に抜群に合う。鴨肉と合わさると、白子の味わいがこれでもかと高まり、口の中を占領してくれる。
✅2つのソースを合わせて鴨肉につければ、香りの贅沢さが段違い。絶対に目をつぶって味わってしまうほど。 色々と肉料理を食べて来たが、それらをあざ笑うような鴨肉の美味しさだった。これは本当にヤバい。
【シャンパンゼリーと春のフルーツ7種、ココナッツシャーベット】 ✅シャンパンゼリーはすっきり爽やか味。そこにフルーツの甘酸っぱさが合わさり、更なる爽やかさを演出。口の中をしっかりとリセットしてくれた。
✅ココナッツシャーベットの甘みも強めだが心地よく、これまでのお料理の余韻を感じさせてくれた。フルーツはオレンジにキウイ、マンゴスチンなど。並のフルーツのラインナップではない。
【小菓子、2種類、(サブレ2種)】 ✅素朴なサブレ。夢のようなコース料理のエピローグを飾ってくれた。
【カフェ:りんご加賀棒ほうじ茶】 ✅加賀棒ほうじ茶をベースに、りんご、金平糖、玄米を加えた一杯。甘さと香ばしさ両方をしっかりと感じられた。ほっと心落ち着かせられながら、更なる味覚の探究まで出来た。
(その他) *個室の入り口狭め。部屋もコンパクトで内装は簡素。 *急遽1人での来店となったが、快く受け入れてくれた。 *ソムリエの有資格者さんがお出迎えとサーブを担当してくれた。 *トイレも清潔感あり。
気持ちのいい接客で味もパーフェクト。1万円のコース史上トップク...
Read more【2024年1月】
週末のディナー、美味しいモノが食べたいと麻布十番にて。 麻布十番駅から歩いていくと、大好きな「総本家更科堀井 本店」のすぐ近くのビル5/6Fにお店はありました。
入り口は5Fなのですが、店名の由来でもある6Fに続く螺旋階段が店内にあり、木々で飾り付けられた階段のアプローチはこのエリアらしい雰囲気でした。 6Fは個室もしくは半個室がメインであり、デートはもちろん会食などにも使えそうです。
さて、料理は「季節のディナーコース」を。 コースに合わせて「5杯のペアリング」もお願いしました。
この日のサービスは芹沢氏。 氏は人の好さがあふれ出ているような方なのですが、シェフでもありながら、ソムリエもお持ちの両刀使い。 結果としては料理にこれ以上なく合わせこまれたワインの数々が出てきて、料理の前後でワインの味わいも変わるような体験をしました。 両刀使いというより、鬼に金棒という方が近いかもしれません。
螺旋階段や液体窒素などの演出もあるのですが、氏のセンスのある料理とワインのセレクションが秀逸というのがポイントであり、演出はあくまでも脇役で良いように感じました。
■季節のディナーコース 11,000円
【アミューズ】 ・帆立貝、安納芋 ・聖護院蕪、ズワイガニ 【前菜】 ・オーロラサーモン、洋梨、ビーツ、液体窒素 【パスタ】 ・北寄貝のオレキエッテ、ブロッコリー ・雲丹、からすみ 【お口直し】 ・抹茶、エアー 【メイン】 ・松野氏から届いた蝦夷鹿、トリョフ 【デザート】 ・レモンのティラミス、アフォガート仕立て ・オレンジのムースとゴルゴンゾーラのソルベ 【カフェ】 ・小菓子 ・カフェ
■5杯ペアリング 8,800円
・Cuperly Grande Reserve Grand Cru Brut Champagne、シャンパン ・グレイス 甲州 菱山畑、甲州 白ワイン ・Minaia Gavi del Comune di Gavi Rovereto 2021、イタリアンの白ワイン ・Glekhuri Rkatsiteli Qvevri、ジョージアのオレンジワイン ・Woodcutters Shiraz Barossa Valley / Torbreck 2021、オーストラリアの赤ワイン
最初はシャンパンで乾杯。 黄金色に輝く細かい泡で気分が一気に盛り上がります。
料理の最初は「帆立貝、安納芋」が登場。 帆立にマスカルポーネチーズを合わせて頂くとシャンパンとも好相性であり、安納芋も甘さはローズマリーをまとった泡と塩味とのバランスもまた良しでした。 仕事の丁寧さに最初から期待値も高まります。
「聖護院蕪、ズワイガニ」は大根おろしのような聖護院蕪にズワイガニ、セリが入り、鯛出汁で整えて。 先ほどのローズマリーもそうでしたが、最初に体調を整えるような優しい料理でした。
器もとても上品なのが印象的だったのですが「カマチ陶舗」という飲食店専門に卸している有田焼のメーカー製だそうです。 かのカンテサンスでも用いられているとのことですが、美しいグラデーションは一見の価値があるように思います。
次の料理に合わせて出てきた「甲州ワイン」はミネラルたっぷりのワイン。 料理は45℃で低温調理したオーロラーサーモンであり、しっとりホロホロとした初めての食感でした。 その上に液体窒素で瞬間に凍らせたビーツをかけて華やかに。ちなみに白いのはクルミだそうです。 ビーツ、クルミ、黒オリーブのタップナーソースはいずれもサーモンに合いますが、それらを一緒に食べて「甲州ワイン」を口に含むと、やはり合わせ技の絶妙さに驚かさるを得ないです。
途中にはパンも登場なのですが、特筆すべきなのはバター代わりに添えられた「生クリームの燻製」。 とても人気とのことですが、それも納得であり、ついつい止まらずにパンもすぐにお代わりしてしまいました。 料理自体ではなく、生クリームを燻製にするところも組み合わせの妙であり、そのあたりにもやはりセンスを感じます。
「北寄貝のオレキエッテ、ブロッコリー」に合わせて出てきたのは、「Minaia Gavi」というイタリアの少しフルーティーなワイン。 パスタは小さめの「耳たぶ」なのですが、その食感がしっかりしており、たっぷりのブロッコリー、北寄貝、リンゴのコンポートなどの具材をアンチョビのソースが支えます。 「ハマグリ」も入っているとのことですが、食感だけでなく味わいのバランスが秀逸でした。 このパスタ、とても好きでした。
2皿目のパスタである「雲丹、からすみ」に合わせて、ワイン発祥の地、ジョージアのオレンジワインを。 ボッタルカというボラのからすみがたっぷりと入り、濃厚な雲丹が細麺によく絡んでいました。 雲丹とからすみなのでもちろん濃厚なのですが、このオレンジワインにはタンニンのスパイシーさがあり、具材に負けていないのがスゴイ。 クセがあるワインですので、この料理だからこそ活きるワインのようにも思います。
口直しで「抹茶、エアー」の名前の通り、軽い旨みだけが残るような不思議な食感の料理を頂いたあとに本日のメインが登場です。
「松野氏から届いた蝦夷鹿、トリョフ」の松野氏というのはジビエ界の著名な方だそうで、かのドラマにも登場されたことがあるほどの方だとのこと。 それに合わせてオーストラリアの赤ワインである「シラーズ」も登場です。
この蝦夷鹿ですが、もも肉でもあり繊維が細かいのが特徴的。 旨さはたっぷりとあるものの、ジビエらしい臭みが感じられないのがさすがでした。 このジビエに合わせた「シラーズ」はまるでソースの一つのように馴染んでいました。
デザートの前には茶葉を試験管から選ぶという演出もあり。 この日は、 ・りんご加賀棒ほうじ茶 ・ゆず緑茶 をチョイスです。
デザートは ・シャンパンゼリー ココナッツ ・レモンのティラミス アフォガート仕立て ・オレンジのムースとゴルゴンゾーラのソルベ のうち、後ろ2つをお願いしました。
「オレンジのムースとゴルゴンゾーラのソルベ」も爽やかなオレンジとチーズの美味しさが素晴らしかったのですが「レモンのティラミス アフォガート仕立て」はそれ以上。 アフォガートはカモミールティーで作られており、アガーと呼ばれるゼラチンのようなモノも入り、食感が楽しく迷子になるような感覚でした。 デザートまで手抜かり無しです。
最後に「小菓子」と先ほどお願いしたお茶を頂いてフィニッシュ。 「琥珀唐」と呼ばれる緑色のお菓子は、大好きな金沢の和菓子処である「和菓子...
Read more麻布でカテゴリーに囚われないイノベーティブ料理!フレンチ・イタリアンのいいとこ取り+α!
【季節のディナーコース】旬食材の味わいをいかした洗練イタリアン・フレンチ<全9品> 11000
▶コース内容(Novembre 2024) あんきも 柿 蕪 牡蠣 焼き芋 オーロラサーモン 洋梨ビーツ 液体窒素 雲丹 からすみ 6種のきのこ タリオリーニ ルビーチョコレートエアー 近江鴨 ポルトワイン そば茶のパンナコッタ 栗のスープ or りんごのタタン アマレットのジェラート or かぽちゃのケーク ゴルゴンゾーラのソルベ 小菓子&カフェ
詳しく…φ(..)メモメモ ▶ あんきも柿蕪牡蠣 ▷京都産蕪スープ 中には低温で火入れした角切りオイスターがゴロゴロ(:3」∠) ▷パイ生地の上に柿ソース アルコールがいいスパイスになって大人味♪
柿と牡蠣が一緒のプレートに乗ることなんてないと思ってたのにあったぁーハケ━━Σ(σ`・ω・´)σ━━ン!!
▶ 焼き芋 紅あずまを2時間くらいじっくり甘味が出るように焼いて、そこからさらに冷凍して甘味をより引き出して フリットのように揚げて、カカオのグリッシーニを刺して、ミニりんごの様な見た目のおいもさん♪ ひとつじゃ足りない(òωó)バァン← (」´□`)」<MOTTO!!お芋🍠💕ってなりました笑
▶ オーロラサーモン 洋梨ビーツ 液体窒素 脂の乗ったサーモンを低温調理(ミキュイという調理法)で半ナマくらいの状態で届きます♪ 洋梨とビーツのソースを液体窒素で、目の前で冷たいソルベソースを作って、温かいサーモンと合わせて頂きます♪ 盛り付けられた瞬間のお皿が紅白に染まって可愛い(,,᎑ᴗ
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