秋冬は白トリュフを豪快に
まず初めに、この店を男性がデートで利用する場合、もしくは接待で利用する場合には、いくつか気を付けておかなければならない点がある。
無論それは店名にもある「まるごとトリュフを頂こう」というその文言だ。
予約をすると前日にほぼ確実にお店側から連絡が入る。 その際に同席するテーブルの方に、過去にお店を利用したことがある方の確認をされる。
表面上の体裁は同じ料理を出さないため、、、という事であるが、それ以外に「うちの価格帯は了承か?」というもう一方の再確認もあるのだろう。 無論予約者本人が過去の顧客リストに載っていればそんな事は聞かれない。
さて。
予約をした時刻に行くとテーブルに通されるが、ナプキンがきれいに折りたたまれて、男女が座る場所が示されている。 まぁこの辺は見ればわかるし、見なくてもわかるよなってことで。
テーブルの中央にはスライサーがあり、中世の宝石箱のようなケースに収められたトリュフがまずは運ばれるのだ。
箱は当然香りを閉じ込めるためであるが、開けたとたんなんとも言えない芳醇なあの香りがテーブルを包むことになる。 純粋で無垢な女性ならば、ここで多くの場合「わぁ~いい香り!おいしそう!」となる。
ははは、、、もうこの時点で君の運命は決まってしまったのだ。 まんまとお店にやられたな(無論いい意味でね)
そういわれたらホストである男性はもうトリュフを選ばずにはいられまい。 特に9月から12月の白トリュフシーズンは、それはそれは見事なジャガイモのようなトリュフがごろりと箱に収められているのだから垂涎ものだ。
ここでテーブルにいる人数に合わせてトリュフの数を進めてくる。 大きさは不揃いだけど、白は大小2種類が用意されている。
今回は4名なので大きめの白1つ、黒1つ。 最終的には白2つになったが、まぁそんな塩梅だ。
2名で行けば白1つだけでもいいかもしれないが、お財布が不安なら小さ目のほうが身のためだろう。
料理のコースは1万円と一見リーズナブルに見えるが、結局オプションを全て選択する事になると思うので基本で16000円程度~になる。
料理は確かに繊細で、調和もとれているのだが、う~む、、、なんだろうトリュフに頼りすぎている感も否めないな。 さほど記憶には残らない料理だった、正直言うとね。
でもワインのセレクトは素晴らしいので、是非料理に合うものを進めてもらうといい。
小食な自分はコース半ばで満腹になってしまったが、今回はよく食べる方々と同席したのでガリガリもりもり削りながらふんだんにトリュフを楽しんだ。 料理の合間には、スライスしたトリュフにバターを載せてそのまま食べてもみた。
周知の事実だが、トリュフ自体に味は無い。 まぁ菌類なのだから当たり前だが、香りを楽しむためのものだ、なのでバターを付けて食べてもバターの味しかしない。 故に風味を十分に楽しもう。
もしあなたが風邪気味で鼻づまりで、香りの違いが判らないような体調時なら、この店に行っても楽しみは半減する。 またトリュフを食べたことが無い女性をお連れするのもどうかなと思うので、その場合には一旦別の店で修業をしてからのほうがいいかもしれない。
最後の〆はフレンチ?!にしては珍しく日本のご飯が供される。 季節によって内容は異なるだろうが、今回はトリュフご飯。
ぴ~んと立ったふわふわのご飯にトリュフをまるで”ちりめんじゃこ”のようにまぶしていただく。 卵かけごはんと海苔を混ぜたタイプとが選択可能なのだが、私はあえて海苔を選んだ。 おそらく卵のほうがトリュフには合うと思うけど「え?海苔?!」と驚いたので、肝試し的に。
最後はデザートだが、プティフールが無いのは敢えてなのだろうか・・・。 エスプレッソはなかなかでしたよ。
さてと。 余談になるんだけど、最初に書いた男性陣へのアドバイス。
この店の価格は本当にばらつきがあると思う。 トリュフをどの程度チョイスするかで最後のお会計が大きく変動する。
参考価格としてお伝えすると、白大1つ小1つの計2つ、黒1つ、ワインボトルで2本。 コースにオプション全装備で4人分。
これで約20万円。 1人5万円程度。
故に、経験少ない女性を仮にお連れして「わーいい香り、たべたーい」と言われたらその程度は覚悟しなさいという意味で、最初に書かせていただいた。 でもね、このお店コスパはすっごく高いと思うよ。
これだけ上質なトリュフをあれだけ食べて、しかもワインもあけてコースもフルオプションで、よくこの金額で収まったな、、、というのが個人の感想。
普段使いできる店ではないけれど、大切な人をお連れするなら是非いってみなされ。...
Read more全体として、食事、サービス、雰囲気はすべて素晴らしかったです。しかし、一つの大きな問題がありました。同じメニュー/コースを注文する必要があることは十分に理解していますが、同じ肉料理を注文しなければならないのは適切ではありません。このようなことは高級レストランで起こるべきではありません。ウェイターは食事制限や好みに配慮する必要があります。
Overall, the meal, service, and atmosphere were all great. We enjoyed the food and the staff were welcoming. HOWEVER, there was something extremely odd and uncomfortable. I completely understand the need to order the same MENU/COURSE as with other fine dining restaurants, but having to order the same MEAT dish is incredibly weird. There were two options - pork and beef. My friend wanted the beef but I wanted to try the pork. The waiter immediately said you need to choose the same. I wasn't really paying attention to it during the time mainly because I was busy talking with my friend and wanted to get ordering out of the way, so I didn't dwell on the topic. But thinking back I think it was a big red flag. Luckily I wasn't allergic or religiously/medically restricted to either option (mainly preference), but what if someone has actual dietary restrictions? It was quite unprofessional of waiter to not even think about the customer's possible situations. I wanted to revisit this restaurant, but I will not do so unless the restaurant can address this issue. Though that aside, I have to say the lady was extremely nice and came up to chat with us after dinner! Overall pleasant experience, but the restaurant should really advise their same meat policy. I hope it was merely a honest mistake by the waiter and not the actual policy, which is not appropriate for a restaurant of this level (or any,...
Read moreトリュフをふんだんに使った料理が楽しめると評判のこちらで、ショートコースを予約し、さらにトリュフを10g購入しディナーをたのしみました。
内装はテーブルごとに照明スポットが照らされている感じでとても高級感あり特別感溢れます。他のお客さんともしっかり距離がある設計。
完全個室もありました。 芸能人の方もたくさん訪れてるみたいです。
スタートは、ハモのフリットととうもろこしの冷製スープ。フリットはふんわり軽くサクサク、自家製タルタルと梅のソースによくあう。
とうもろこしの冷製スープは、甘みがあり、中にはえだまめやエシャロットも。そして新鮮で美味しい雲丹がたっぷりと...!!美味しかった。
次のコンソメスープはワイングラスで登場。シンプルながらも旨味が凝縮された一杯。最初の2-3口はそのままいただき、その後にトリュフを上から。身体に染み渡るおいしさで、トリュフとのかけあわせが絶妙でした!!
前菜にはうなぎを蕎麦粉のクレープで包んだ一皿が登場。まさに北京ダッグを食べるような感覚。 見た目も味も和と洋の融合を感じさせられます。
そして名物のトリュフのための目玉焼きトースト!香ばしいトーストの上に半熟の目玉焼き、その上からたっぷりと削られるトリュフ…!目の前で香り高いトリュフが降り注がれる様子に、テンションが一気に上がりました。まさにこの店の名物にふさわしい逸品。何よりポートワインを使ったソースが濃厚で美味しすぎるのです。トーストあと1枚いけるくらいの勢い。
メインは仔羊を選択。しっとりジューシーな仕上がりで、肉の旨味をしっかりと感じられる絶妙な火入れ。そして全くラムの臭みがない!添えられてたヤングコーンも美味しかった。
最後は炊き立ての愛媛県産「ひめの凛」のごはんと、ここにもたっぷりのトリュフが。 海苔ご飯or卵かけご飯の二つから選べます。私は卵かけご飯をチョイス。これもまた卵が濃厚でトリュフとの合いすぎる!!和の要素が加わり、他店にはない締めの一皿に✨
最後のデザートはジャスミンアイスとマンゴージュレで、口の中がすっきりとリセット。
今回は2人で10gのトリュフを追加しましたが、1粒で頼むとこの日は¥19,000〜とのこと。気軽には頼めませんが、その分ここでしか体験できない価値をしっかり感じれた気がします。10gといいつつも、サービスしてくれたような気?がして感謝です...
そしてなにより店員さんのホスピタリティが素晴らしかったです!気配り、笑顔、お客さんの目を見てしっかり会話してるところがすごく素敵でした。
料理、演出、空間すべてにおいて五感を満たす特別なディナーで、特別な日にこそ訪れたい名店です。
来れてよかったと思えたお店でした! ごちそうさまでした。
【ショートコース¥14,520】※トリュフは別購入 アミューズ:ハモのフリット、とうもろこしの冷製スープ 旨味と香り:コンソメスープ 季節の前菜:うなぎの蕎麦粉のクレープ包み トリュフのためのマルゴット特製目玉焼きトースト メインディッシュ:仔羊or山形牛 炊きたてごはん 愛媛県産「ひめの凛」 トリュフと共に デザート:ジャスミンアイスとマンゴージュレ
ドリンク:ノンアルビール...
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