恵比寿神社は、恵比寿駅の 西100mほどの渋谷区恵比寿西(旧武蔵国豊島郡下渋谷村)に鎮座している神社です。
由緒は不詳ですが、古くから「天津神社(大六天様)」と称して鎮座していました。 昭和34年(1959年)ヱビスビールのあった兵庫県西宮市の西宮神社の分霊を勧請して恵比須神社と改称しました。
御祭神は、国常立命、豊雲野神、角材神、意富斗能地神、伊邪那岐命、伊邪那美命、事代主命(エビス様)です。
神社のある恵比寿の周辺は、江戸時代まで下渋谷村・三田村と呼ばれていた農村でした。 そして、渋谷川と三田用水に挟まれたこの地には、大名の下屋敷が点在していたと伝えられています。 現在の恵比寿三丁目は、かつて伊達町と呼ばれていた時代がありますが、これも宇和島藩の下屋敷があったことと関係があります。当時は、伊達家が宇和島藩を治めていたからです。 他にも、恵比寿二丁目にある交差点のが「伊達坂上」と呼ばれていたり、三丁目に「伊達坂」の名前が残っていたりするなど、現在でも歴史を感じさせてくれる地名が残されています。 明治時代に入ると、日本麦酒醸造会社(現:サッポロビール)が、工場拡大のため目黒村と渋谷村(現:渋谷区恵比寿)に合計3万坪強の土地を取得しました。 かつて、農業として田畑を潤していた三田用水を、工業用に転用することができたのも大きな要因の一つでした。 明治23年(1890年)には「エビスビール」が発売されます。当時、工場で生産されたビールは、ビール運搬専用に作られた日本鉄道品川線(現在の山手線)によって出荷されていました。 明治28年(1895年)日清戦争に勝利した後は、好景気に沸き立ち、「エビスビール」の売れ行きもますます増加したそうです。 明治34年(1901年)には、日本鉄道品川線にビール積み出し用の貨物駅が増設され、恵比寿停留所と名付けられました。 明治39年(1906年)貨物専用だった駅のそばには、旅客用の駅が増設されることになりました。これにより、一般の人々も駅を利用できるようになりました。 こうして、駅の周辺地域が発展していくことにともない、この地が「恵比寿」と呼ばれ始めます。 昭和3年(1928年)駅の東側から白金に向かう通り沿いが、「恵比寿通り1・2丁目」と改称されました。これにより、地名にも「恵比寿」の名前が正式に採用されるようになります。 昭和18年(1943年)大東亜戦争の影響でビールまでも配給品とされたことにより、「エビス」を含むビールの全商標が一時その名を消す事態になりました。また、戦争末期には、東京の各所が大空襲を受け、甚大な被害を出してしまいます。 昭和21年(1946年)戦後にビールの生産が再開されると、恵比寿の街も、土地所有者によって区画整理が行われるなどして、復興への道を一歩ずつたどることになりました。 昭和34年(1959年)恵比寿駅前から遷座された神社が、町名やエビスビールの名前にあやかって、恵比寿神社へと改名されました。これは、兵庫県の西宮神社から恵比寿神を勧請し、これを合祀したものです。 昭和39年(1964年)地下鉄の日比谷線が乗り入れることで、ますます恵比寿の街にアクセスしやすくなりました。 昭和41年(1966年)伊達町など5つの町が、現在の恵比寿へと改称されます。 昭和50年(1975年)地元有志の手によって駅前に恵比寿像が建立され、街のシンボルとして愛されています。 昭和63年(1988年)サッポロビール恵比寿工場が千葉県船橋市に移転されます。 平成6年(1994年)ビール工場跡地が「恵比寿ガーデンプレイス」として再開発されて開業しました。
エビス神は七福神の中で唯一、日本出身の神です。エビスはイザナギ、イザナミの神が生んだ蛭子(兵庫県西宮神社)や、大国主命の子である事代主命(出雲の三保神社)が元であると言われますが、より古くは海の果てから渡来する海神(戎えびす、夷えぴす)ではないかと思われます。釣竿を持ち鯛を抱える狩衣姿は漁師姿であり、現在も漁師にとっては航海の守り神であると同時...
Read more恵比寿駅から徒歩数分、都会の喧騒の中にひっそりと佇む癒しの空間。 こぢんまりとした境内ながら、整えられた清潔感と穏やかな空気に心がスッと静まります。ビルの谷間に現れる神社、というギャップがまた素敵。
商売繁盛のご利益で有名とのことで、名刺を持参してお参りしました。日々の感謝とこれからの飛躍を祈願。参拝後は気持ちもシャキッと前向きに。
季節の花も丁寧に手入れされていて、何気ない瞬間にほっこり。 ふと立ち寄りたくなる「都会のオアシス」です。 恵比寿に来たら、ぜひ訪れてほしいおすすめスポット。
A hidden gem just a few minutes’ walk from Ebisu Station. Nestled between modern buildings, Ebisu Shrine offers a calm and peaceful escape from the hustle and bustle of the city.
Though small in size, the shrine is beautifully maintained and radiates a serene atmosphere. I visited to pray for success in business, as the shrine is known for its blessings in prosperity and good fortune. Bringing my business card felt like a meaningful gesture during the visit.
Seasonal flowers add a gentle touch of beauty, making the place feel warm and welcoming. It’s the kind of spot you’ll want to drop by whenever you’re in the area—a true oasis in the city. Highly recommended for anyone...
Read more2023/10/20(べったら祭り)
神無月(10月)は字のごとく神様が出雲神社に集まり、神様が神社を留守にされてると言いますが、恵比寿様は留守神と言われ、出雲に行く事なく10月でも鎮座されてます。
上記の事が理由と、たまたまこの日は恵比寿様が、祀られている神社に参拝に行くと良い日とネットで見たので、休みと合った為、参拝する事に… べったら祭りが開催されてる事は、行きの電車の中で知りました。
普段は人が少なく、ゆっくり参拝出来るようなので、静かにゆっくり参拝出来る事を期待してましたが、私自身も氏神様の御神輿を担がせていただいてる為、お祭りに重なったのもラッキーとプラスに考え参拝させていただきました。
とても賑やかで、行列も出来てました。 それはお祭りだから当然と思えましたが、お祭りだからこそ参拝者が多いと氏子さん達もわかってるはず… それなのに、御朱印はお昼で売り切れ。 お正月の三ヶ日にはありますので…と簡単に受付の男性に言われしたが、他県の私はそう簡単に都合良く来れません。 恵比寿様の気持ちを考えたら、参拝者には楽しい(気分良く)帰って欲しいと思うでは?と、あくまでも私個人の意見ですが、御朱印が売り切れなんて初めて言われたので、残念でした。
他にもちょっとしたイベントで、玉すだれをされていて、写メを撮ろうと構えてたら、神社の半纏を着た氏子さんらしき男性が私の前にはしゃいだ様子で立ち、背の低い私は写メも玉すだれを見るのを辞めした。 こちらの氏子さん達は自分達が楽しければ良いのかなぁ?と、その後のバナナの叩き売りも見る気は失せ、神社を後にしました。
せっかく留守神として、1年中恵比寿様が鎮座されてる貴重な神社なのに、結局はお祭りと重なったのはアンラッキーとなったのですかね… 本来なら星3も付けたくない気分の参拝でしたが、唯一若い受付の女性が一生懸命&丁寧な気持ちの良い対応をして下さった事と恵比寿様に参拝...
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