東京都文京区湯島にある真言宗霊雲寺派の総本山霊雲寺の御本尊大日如来の書置き御朱印を頂きに参拝しました。
元禄4年(1691年)、浄厳律師覚彦により創建された寺。 浄厳は大老柳沢吉保の帰依を受け、時の将軍であった徳川綱吉から現寺地を得て、霊雲寺を開創した。 元禄6年(1693年)には多摩郡上図師村(現・東京都町田市)に百石の寺領を得、元禄7年(1694年)には関八州の真言律宗の総本寺とされた。
そして昭和22年(1947年)に真言宗霊雲寺派を公称して真言律宗から独立して現在に至ります。
こちらの霊雲寺は御府内八十八ヶ所霊場第28番札所となっていますが、今年の4月までコロナ禍により御朱印授与を取りやめていました。 なので御府内八十八ヶ所霊場巡りをしている身としては、最後に残された札所としてずっと結願することが出来なかったのですが、いよいよ御朱印授与再開を知り参拝することにしました。
御朱印は本堂真下のコンクリート製基壇一階部分、大階段向かって左手に寺務所入口があるので、そこて授与頂けます。
これをもってやっと御府内八十八ヶ所霊場巡り、結願することごできました! いやぁ…長かった。 しかしこの御府内八十八ヶ所霊場、第19番札所と第13番札所が二つあって、第19番札所(板橋区成増の青蓮寺と大田区南馬込の円乗院)は両方参拝しましたが、第13番札所(北区田端の大龍寺と港区三田の龍生院)に関しては大龍寺は参拝できていないんですよね…。なので全部巡り終えることは出来たんですが、なんとなくしっくりと来ない結願となってしまいました。 いずれ田端の大龍寺も参拝して(豊島八十八ヶ所霊場も兼ねておられるので)、御朱印をいただこうと思います。
とにかく、御府内八十八ヶ所霊場巡り…なかなか大変でありましたがやっと終えられました…良かったぁ…。 秦野の仏乗院、同じ湯島の圓満寺、亀戸の普門院、立会川の来福寺等など……単純に移転して遠かったり、御朱印を頂くまでが難しかったり、これほんとに霊場のお寺?と思うお寺もあったり……西日暮里の浄光寺のように、私が巡った時は御朱印対応いただけたけど、現在は本堂前に置いてある霊場用の判を自分で捺すだけの形になってしまった寺もあります。 しかし霊場も一期一会。どのような形ででも、それがそのときの出逢いなんだと思います。
御府内八十八ヶ所霊場巡りを現在されている方、結願出来るようお祈りしております
さて、話を戻してこの霊雲寺、最寄り駅は東京メトロ千代田線の湯島駅、又は東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅となります。 といいつつ場所が場所なので、御茶ノ水駅や上野駅、御徒町駅、更に言えば春日駅からも歩いて来られます。 あと曜日によって御朱印授与時間が変則的に変わるので、御朱印をお受けになりに...
Read moreI found this place a few years ago behind Yushima Tenjin. Very peaceful on a sunny day. Went back yesterday, not a...
Read more江戸御府内八十八ヵ所霊場の参拝でお伺いしました、真言宗霊雲寺派の総本山です。 宝林山大悲心院佛日院霊雲寺といい、霊場第二十八番札所になります。 霊雲寺は現在末寺三十一ヵ寺を擁するお寺になります。 創建は元禄四年(1691年)のことで徳川幕府第五代将軍徳川綱吉公の信頼篤い柳沢吉保が帰依し、綱吉公が心服した僧覚彦浄厳(かくげんじょうごん)律師が開山となった。 将軍綱吉は祈願所として江戸城の東北に鬼門鎮めの真言律宗寺院の建立を思い立ち覚彦浄厳に湯島の地に三千五百坪の寺地と御朱印の寺領百石を浄厳に与え建立させた。 霊雲寺は度々の火災・大正十二年(年)の関東大震災・昭和の戦災で堂宇を悉く焼失したために、現在の本堂(灌頂堂)や山門などの再建は昭和五十一年(19...
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