京都・木屋町の鴨川沿いにある「新三浦」
大正初期に創業の老舗の 水だき・鳥料理のお店。
名女優・森光子さんの生家で 当時のままの面影を残しています。
水だきのコースと、焼き物、揚げ物、煮物などの様々な鳥料理が頂けます。
◇ 水炊きコース 一人前5,100円 付出し、水炊き、雑炊、季節の果物が付いたコース。 茹でキャベツ、丁子麩、白餅、葛きり、椎茸と、骨付きの朝引き地鶏の水炊きです。
お店の方が美味しく作って提供してくれるので、初めての方も安心です。
まずはお鍋のスープのみを軽くお塩で味付けしてもらって頂きます。 何時間も煮込んだスープは白濁していて コクがありながらも あっさりして美味しい。
特製ポン酢につけて頂きます。 ポン酢も酸味がきつすぎず、鶏の味を引き立ててくれます。 鳥は最初からお鍋で煮込まれているのですが ずっと煮込んでいるのに、固くならず最後まで柔らかくて美味しかったです。
後半にもう一度スープだけ飲んでみましたが、様々な食材と鶏の旨みが凝縮されていて、お塩なしでも本当に美味しかったです。
〆の雑炊は、残ったスープで作って頂けます。 旨みが凝縮された美味しいスープで作る雑炊は絶品! 最後まで美味しく堪能できました。
◇だきみ焼きしゃぶおろし お店のおすすめは肝だきですが、同伴者が肝がNGだったので、こちらを注文。 鶏のだきみの焼きしゃぶに、たっぷりの大根おろしを絡めて頂く...
Read more右手に「ザ・リッツ・カールトン京都」をみながら、木屋町を左に曲がると、すぐに店の入り口が見えてきた。結界を彷彿とさせる門から細い小道を入っていくと、お香の香りが漂い、有漏から無漏へ異世界への誘い。これぞザ京都。歩くタイムマシン。ここは、鳥の水炊き鳥料理「新三浦」。後から知ったが、この店は女優・森光子氏の生家だそうな。どおりで味のある店のはずだ。どこまで進むの?と思えるくらい店内でもさらに奥に案内された。見えてきたのは、おっと川床だ。こりゃ風情がある。少々歩いてほてった身体に、夜風が心地よい。どうやら、私が最後だったようだ。すぐさま生ビールで乾杯。んまいっ。やはり一口目は格別だ。後は、ひたすら瓶ビール。料理は、まずは先付けに鶏の酢味噌和え。お次はさっそく鍋だ。水炊き用の、キャベツ、椎茸、葛、湯葉、豆腐、餅、丁字麩などの具材がてんこ盛り。白濁したスープがグツグツしてきたら、野菜などを入れていく。ここまでは、お店の人がやってくれるが、よい気分になってきたので、自分で入れるはずの葛と餅も、お願いして入れてもらった。何でも、井戸水と鶏ガラを十時間以上煮出してとった白濁したスープは、創業以来変わらない味だそうな。その不易のスープを守るために、使うのは国産の朝びき若鶏のみで、こだわりの極み。どおりで旨いはずだ。あっさりしているにもかかわらずコクがある。まろやかな自家製ポン酢でいただいた。只管鳥鍋、只管麦酒。結局、気がつけば、最後の最後まで全部取り分けてもらってしまっていた。〆の雑炊も旨かったナ。「新三浦」の鳥は本格的だった。まさに、鳥づくしの鳥三昧。鴨川だけに...
Read more事前期待が大きかったので驚きはしませんでしたけど、期待通りのおいしさでした。スープを掬って小さい器で飲むこともできるようにしてくれているんですが、お塩が用意されていて、塩加減は自分の好みで調節できるのが嬉しかったです。(私自身血圧の関係で控えてるので…)これは、シメの雑炊のときも一緒です。 基本、仲居さんが来て、鍋に具を入れたり、個々人の器に取り分けたり、してくださいます。もちろん、早く食べたければ炊きあがったものを自分で取って食べることはできますが、具材を鍋に投入するのは順番があるようで、お任せが無難と思います。 鶏肉は最初のスープの下に沈んでいて、途中一回、スープを足しに来てくれるときに、また何個かその中にも鶏肉が潜んでいます。 1人ピンポン球くらいの大きさ(もちろん容積です。形ではありません)の鶏肉が6〜7切れあたる感じです。それで瓶ビール1本飲んで込み込みで7,000円ちょっと超えるくらいなので、コストパフォー...
Read more