奈良県奈良市『つる由』をランチでミシュランごっこ(=匿名調査)。
日本料理 つる由
近畿で採れる山の幸と、全国から取り寄せた海の幸を使い、旬の食材の持つ美味しさそのままに料理します。 ゆったりとした座敷や威勢の良い板前の料理する姿が見えるカウンターでは、食材や奈良のお話でお客様との会話が絶えることがありません。
店長からのメッセージ
小さい頃寿司職人に憧れて料理の門を叩きました。 金沢で叔父が日本料理店「つる幸」を経営していましたので、そこで修行するうちに日本料理の素晴らしさに出会い、自分の育った奈良の町で日本料理店を開きたいという想いから、奈良でお店を始めました。
日本料理は素朴でありながら旬の食材や器などとの組み合わせを考えるたびに、その奥深さに日々心洗われる思いです。お客様に私が日本料理に出会った時の感動をお伝えしたく、一生懸命お料理させていただきます。
店長 河田さん
メニューと金額 ・ボックス席 昼:3,780円~ 夜:5,400円~ ・お座敷 昼:5,400円~ 夜:7,560円~ ・カウンター 昼:5,400円~ 夜:10,800円~ ○昼・夜ともに座敷料 1,080円~
※ならまち情報サイト『つる由』ページより
奈良のグルメさんで知らない人はいないらしいよ、てくらいの名店『つる由』。 奈良ミシュランが存在した頃に☆を獲ったとの噂も聞きましたが、ただいま確認の術がないのでスルーしてもらっても構わないくだり。←webミシュランから奈良県が抹消されてる件
10数年ぶり、2度目の訪問です。
ならまちの入口にある一軒家の割烹。 席はカウンター、テーブル、座敷とありました。
冒頭で引用したサイトの更新がいつ頃か分からないのですが、そのまま持ってくるとお値段はこちら。
メニューと金額 ・ボックス席 昼:3,780円~ 夜:5,400円~ ・お座敷 昼:5,400円~ 夜:7,560円~ ・カウンター 昼:5,400円~ 夜:10,800円~ ○昼・夜ともに座敷料 1,080円~
公式HPがないと、こういうとき不便ですよね。←自己都合の話
15,000円の懐石をいただきました。
おいしい。
おいしい。
海原雄山の実在を恐れる舌バカブロガーなもので、詳細は世の食通ライターさんがたの記事をご参照ください。 おおまかに、ありふれた表現をするなら「素材の持ち味を生かす確かな技」てところでしょうか。
奮発してちょっといいお値段のコースを注文しましたが、出てくる出てくる。 提供回数15回、同時に複数の小皿が出たりもするので何皿食べてんてことになりました。
大満足のお料理。 ただ蛇足と思いつつも個人的な意見を書きますと、あくまで料理主体で行くべき店だなって。
おもてなしの気持ちは伝わるのですが、なんでしょう。 京都のミシュラン掲載店と奈良のミシュラン掲載店のサービスの違い、と言いましょうか。 洗練された接客なんかを期待して行くと、あれれがあるかも。
その面では、こないだトータルで感銘を受けて来た和あすか(富雄)より、新大宮の和やまむらに近い位置づけをしております。
~以下、ミシュランごっこ。内の関連クチコミです~ 2021年1月 和あすか ランチ【奈良市富雄】ミシュランごっこ。調査結果☆☆☆ 2020年10月 和やまむらで12年ぶりに食事したのをブログにしてみた件@新大宮
蛇足を書き続けますが、ワインにはあんまり期待しないほうがいいかもが一意見。 1杯目スパークリングの泡をおまかせ、いうたら。
世界No.1イタリアンスパークリングワインが出ました。←ハーフで
いや、いいんだけども。 メニューにないのにワインとかほざいたわいが悪いんやけども。
おとつい業スーで買うたがな。
『つる由 ランチ(奈良県奈良市)』 ミシュランごっこ。調査結果
料理 ☆☆☆ 快適度 ☆** お得度 ☆**
ミシュランさんへひとこと 「奈良での調査結果、どこかに残してください。。。」
つる由でいただいたもの 懐石 15,000円
赤貝、まんじゅがい、うるい
三度豆の胡麻クリーム和え 鱚の昆布締め
かますの焼き
自家製からすみ
くえの焼き
車海老すまし仕立て
てっさ
にぎり(大トロ)
河豚のにこごり
かますの焼き浸し
松葉がに
野菜の素揚げ
蓮根饅頭
みょうが雑炊 すっぽん雑炊(味見)
黒糖の葛餅と抹茶
マルティーニ...
Read more元興寺、蘇我馬子が建立したという最古寺院。 世界遺産に登録されている寺、同じ名前の寺が2つあるので混乱するけど、中院町のお寺。一部の瓦は未だに飛鳥時代の物が使われていて1300年の時を経ています。 そんな元興寺から歩いて4分。近鉄奈良駅から歩いて7分くらいの場所にお店があります。
つる由。 小さな古い旅館のような趣の建物です。入り口から少しはいるとカウンターがあり、その後は小上がりの個室が並びます。 店内は奥行きがあり、長い造りです。襖を開けるとところどころ破れてたり剥げて、調度品も使い込んでいて年期を感じる。 つる幸で修行した腕で近畿の野菜と全国の魚介を使い料理を仕上げます。
■おまかせ 鳥貝 ダアツ うに 海藤花 稚鮎 虎河豚白子 海鰻 虎河豚てっちり 鮪 白甘鯛 毛蟹 筍 炊き合わせ すっぽん雑炊 そうめん 蓬葛餅 マンゴスチン
舞鶴の鳥貝から始まります。 甘い鳥貝は臭みなく春を満喫。添えてある山葵は辛味が強め。 胡麻和えは、だあつ。だあつ?と思ったら、こちらでの通り名で 知ってる名前に置き換えるとずいきの事のようです。 生の黒胡麻使って胡麻の風味が溢れてます。生クリームは使わず白味噌で。ずいきの食感が楽しい。コクある淡路島の赤うにの次は、海藤花、出汁に生姜をさして。この時期から秋口まで楽しめる蛸卵。 身の味は無く噛むとシャグシャグ音が鳴る。琵琶湖の稚鮎の一夜干し。 身の旨味とさわやかな苦味を。 富山の天然虎河豚白子はとろとろの口当たりを楽しむ。 泉南の海鰻天然を山椒塩で。 白焼きでも味が濃い身と皮身がパリッとして楽しい。 料理のペースが早くて休憩知らず。油目のお椀で温まり、コリッとした虎河豚てっさ、とろっとした千葉勝浦の鮪と続きます。
白甘鯛煮、薄めの出汁が味の下支え。身の味がしっかりしてるので十分。甲殻類のような香りがする。 菜の花と毛蟹、身の水分抜けてくので味薄めになっています。 木の芽和えの筍、味噌の風味。 胡瓜と那須と湯葉の炊合せ。春天ぷらは山菜と蝦蛄の盛り合わせ。 〆はすっぽん雑炊と生姜雑炊と稲庭うどんとおこわから選択。 奈良といえば、三輪そうめん。出来ますか?と聞くと温かいのも冷たいのも出来るとのこと。 香ばしく炒る胡麻が良いつけ汁のキラッと輝く素麺。歯応えもありお代わりしたくなるほど。 ぷるぷるした香り高い蓬葛餅とスキっとした甘いマンゴスチンで〆。
直球の料理が続きます。 折角訪れた奈良のお昼ご飯と思って、一番高いコースにしたら怒涛の品数。 料理の提供スピードも早いので18品あっても1時間半くらいで終了。 食べた分の消費と観光もしたいので早く終わるのは有り難いところ。 奈良ならではの楽しめるお皿もあり、ランチ...
Read moreミシュラン奈良2023年にて2つ星を獲得した、奈良屈指の人気を誇る日本料理屋さん。 店主の河田さんは金沢の日本料理店「つる幸」にて修行後、ご自身の育った奈良の町で日本料理のお店を始めたそうです。
約1週間前にお電話にて予約を取りました。 ランチのコースは5千円から。 結論から言います。この内容で5千円は異常!安すぎます。 5千円で15品も出るだと!?となりました。 これ東京だったらランチでも2万円くらいは払わないと食べられないほどのクオリティ。
驚くべきはお値段だけではありません。 圧巻の技術が織り成す絶品料理たち。 お出汁の引き具合は天才的。 特に感動したのは鱧のお吸い物。 寸分の狂い無く0.8mm間隔で骨切りされた鱧と美しい琥珀色のお出汁。この一杯だけで十分に感じ取れる高い技術力。 随所にお出汁を使い、日本料理の良さを再認識できる幸せな時間になりました。
温かく丁寧な接客もまた良い。 奈良旅行の1食目にこちらを選んで正解でした。 感謝を込めて、ごちそうさまでした。
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○店名: つる由 ○食べログ評価3.89(2025/07/11時点) 〇近鉄奈良駅徒歩10分 ○予算¥8,000/1人 ○奈良県奈良市脇戸町22-1 ○決済手段:現金、カード ○営業時間12:00〜14:00/17:00〜21:30 ※定休日: 月曜日
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【予約可否】 可能
【オススメ利用シーン】 恋人、家族、友人、同僚
【混雑状況】 平日金曜日13:00時点で満席率8割。 予約必須です
【注文】 ◆ランチコース¥5,000
【コース内容】 ●いちじくのお出汁炊き 下には卵味噌 ●雲丹の煮凝り ●白芋茎の白和え ●いもタコ、南京、つぶ貝 ●鱧のお吸い物 ●あこう昆布締め、ケンサキイカ、鮪のお刺身 ●百合根と潤菜の茶碗蒸し ●インコウ(石持)の味噌漬け ●冬瓜...
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