Former Prince Asaka Imperial Family Residence — Attraction in Tokyo

昭和初期、アールデコを取り入れた素晴らしい建築様式。高さ4メートルはあろう天井に各部屋ごと硝子の拘り。 装飾やドア、電飾も見事と言えます。 各部屋にあります装飾石もそれぞれ色が違い素晴らしい。 タイルの色の素晴らしさやエントランスの美しい色彩は今見ても感心します。 部屋の一角にルネ、ラリックの作品が陳列、美しい。 屋敷と言える広さを堪能されては？ 尚建物全て国の重要文化財指定になりますから触る事はNGです。 写真は一部除きOKです。 受付しましたらコインロッカーが併設してますので荷物はその中に。 お金はあとで返却されます。

別棟にはギャラリー、ミュージアム、軽食が食べられるカフェも併設。 広大な庭は樹木が多く又手入も行き届き気持ち良いです。 大きな庭の池には立派は錦織鯉が多数おります。 館内入場料900円、これは庭園鑑賞も含まれていました。 都心の中にある異空間、不...

朝香宮嶋彦王の住宅として昭和八年(1933)に竣工した建築群で、昭和22年まで朝香宮の本邸として使われていました。 本館は鉄筋コンクリート造二階建で、外観は簡明な意匠です。中庭を囲む口の字形平面の南半分を客間や住居とし、他を事務や厨房にするのはこの時期の宮内省内匠寮設計の邸宅に共通の配置でした。南側テラスは洋風庭園へ続き、和風庭園や正門からのアプローチも往時の雰囲気を良く留めています。和風庭園には茶室が現存します。 本館主要室の内装設計はフランス人装飾美術家アンリ・ラパンが担当、実施設計は内匠寮工務課技師の権藤要吉らが分担して行いました。鳩彦殿下と允子妃殿下は大正14年(1925)にパリで、のちにアール・デコ博といわれる美術博覧会を視察、新邸にもアール・デコ様式が随所に採用され、新鮮かつ洗練された華やかな意匠に満ちています。正面玄関のガラス扉は工芸家ルネ・ラリッ...

企画展「建物公開2025　時を紡ぐ館」の最終日に行ってきました。夏の建物公開は６年ぶりだそうで、夏の強い陽射しの中で見る旧朝香宮邸は素晴らしいの一言です。 邸宅の主である朝香宮鳩彦王は、フランス留学中に交通事故に遭い、看護のために渡欧した允子内親王とともにフランスに長期滞在されることになりました。 その滞在中に、最新のアール・デコに感化されて、自らの邸宅をアール・デコによる装飾で天井から足元のタイルまで、壁紙からラジエーターのカバーに至るまで美しく飾られています。 ため息しか出ないアール・デコの館です。また、２階の書斎は、吉田茂が公邸として使っていた頃の様子が再現されており、とても興味深いものでした。 さらには、３階のウインターガーデンも公開されて、夏の陽射しに格子模様の黒白のタイルが美し...