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Gas Building Dining Room — Restaurant in Osaka

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Gas Building Dining Room
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Gas Building Dining Room
JapanOsaka PrefectureOsakaGas Building Dining Room

Basic Info

Gas Building Dining Room

4 Chome-1-2 Hiranomachi, Chuo Ward, Osaka, 541-0046, Japan
4.3(198)$$$$
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Ratings & Description

Info

attractions: Goryo Jinja, Kitamido, Yuki Museum of Art, OSTEC Exhibition Hall, Kyōmachibori Park, Senba Building, Mitsubishi Tanabe Pharmaceutical History Museum, Kitamido Museum, Tekijuku, Nihon Mengyo Club (Cotton Industry House), restaurants: Kobebeef Teppanyaki RIO Osaka Mido-suji, Sushi Fujiyama, FRENCH BAGUETTE CAFE, Magokoro-ryori Hocho-ippon, 酒と肴とせいろ蒸し オオサカチャオメン, フォーと生春巻きのお店 amio., Aozora Blue, Kantekiya Kaname, Uobune Honmachi, BOTANI:CURRY
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旬の特選素材を用い、シェフが 腕によりをかけたコース料理

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Reviews of Gas Building Dining Room

4.3
(198)
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5.0
1y

大阪を代表する主要道路である御堂筋。 御堂筋は江戸時代まで、 道幅6メートルほどでしたが、 明治大正の近代化に合わせて 拡張工事をし、 1937年(昭和12年)に道幅44メートル まで拡張されました。

地下には地下鉄御堂筋線 (梅田―心斎橋間に大阪初の地下鉄が 開通)が通り、 モダン大阪の大動脈となりました。

御堂筋拡幅工事が行われた昭和初期は、 都市ガスが便利な熱源として、 一般家庭にも普及しはじめた頃です。

その御堂筋の拡幅工事が完了する 1937年(昭和12年)に先立ち、 1933年(昭和8年)に御堂筋に面して 大阪市中央区平野町に建設された 「大阪瓦斯ビルヂング(通称ガスビル)」は、大阪ガス株式会社の本社ビルです。

高さは低いものの、 周辺に立ち並ぶ他のビルとは 明らかに違う、何とも言えない 重厚な雰囲気を醸し出しています。

最も近代的で美しいビルディングと 称されたビルは、 現在も御堂筋に面して建ち、 御堂筋と共に歴史を刻んできました。

御堂筋の歴史そのものともいえる モダンなビルの最上階の8階に 『ガスビル食堂』があります。

『ガスビル食堂』の献立には、 フランス式の料理に、イギリス、 イタリア、ギリシャ、スペイン、 北欧など、各国の料理が加わっています。

開業時、帝国ホテルから招かれた 初代料理長とコックたちは、 本物の西洋料理にこだわりながら、 自由で形式にとらわれない、 独自の「欧風料理」を育てられました。

現在、店舗は『大阪ガス』さんの持ち物 ですが、従業員やシステムなどは、 『帝国ホテル』より、 派遣されているようです。

初代料理長は、 1922年(大正11年)、 当時は『築地精養軒』に勤務しており、 日本を訪れたエドワード・アルバート 英国皇太子 (後のウインザー公、シンプソン夫人との 結婚のため王位を捨てたことで有名)の 日本周遊に同行されました。

皇太子から「本場にも負けない」と、 コンソメの味を誉められたことを、 料理長は終生の誇りとされていました。

『ガスビル食堂』には、 初代料理長のコンソメやドミグラスソースなど、正統派フランス料理の伝統が 今も受け継がれています。

三代目の料理長は、 1926年(大正15年・昭和元年)に、 帝国ホテル、東京銀座の風月堂で 修行したのち、 1933年(昭和8年) 『ガスビル食堂』誕生の年に、 初代料理長の紹介で『ガスビル食堂』に 入られました。

1957年(昭和32年)に 三代目料理長に就任し、 戦後の『ガスビル食堂』の発展に 力を尽されました。

関西料理界にも貢献し、 かの有名な料理研究家の土井信子氏らも、 「ガスビル食堂の先生」と、 今も懐かしそうに話されているようです。

「ガスビル」内部は北館と南館に 分かれており、 それぞれにエレベーターがあり、 『ガスビル食堂』があるのは「南館」で、 南館にあるエレベーターのうち1基が 『ガスビル食堂』への専用エレベーターに なっていて、 8階まで直通で行く事が出来ます!!

巨大な客船を思わせる白亜の 「ガスビル」は、 「大阪倶楽部」や「高麗橋野村ビル」を 建築し、昭和初期のモダニズム建築を 代表する建築家、安井武雄氏の手に よって建築されました。

2003年(平成15年)には南館が、 国の登録有形文化財に 指定されていています。

因みに北館は1966年(昭和41年)に 建築されています。

昭和初期には、 世界恐慌の不況が続く一方で、 大阪はますます活況をみせ、 ハイカラな洋風好みが 広まっていきました。

1928年(昭和3年)、 北浜に関西最古の西洋料理店の 『レストランアラスカ』が出来ました。 その本格西洋料理は財界人に愛され、 1931年(昭和6年)には中之島の 朝日新聞ビルに本店を移し、 やがて関西の西洋料理を リードされてきました。

また1929年(昭和4年)、 小林一三氏(阪急グループ創始者)が 日本初のターミナルデパート 阪急百貨店を開店し、 大食堂の20銭のライスカレーや 30銭のランチが大評判になりました。

1933年(昭和8年)、 「大大阪」のシンボルである御堂筋に 片岡直方氏(元大阪瓦斯会長)が 『ガスビル食堂』を開業します。

1935年(昭和10年)には、 第7代大阪市長・関一氏の強い要望を 受け、大阪の財界人が協力して、 新大阪ホテル (現リーガロイヤルホテル)を 開業します。

こうして大阪の西洋料理は 昭和初期に大いに発展します。

その発展には美食家で有名な小説家の 谷崎潤一郎氏も一役買ったと 言われています。

「ガスビル」は保存改修工事を、 2028年(令和10年)に 開始すると予定されており、 2031年(令和13年)頃の 改修完了を目指されています。

また現在の「ガスビル」の 改修工事に先立ち、 現在駐車場などになっている西用地に、 高さ約150mで地上33階建ての複合ビル 「ガスビル西館」を新築する工事を 開始する予定でしたが、 今の所、着工は未定の様で、 未だ、駐車場のままになっています。

2027年(令和9年)の完成予定後、 現在の「ガスビル」にある グループ本社機能を 「西館」に移転・集約される予定です。

西館の1~2階は商業施設になり、 2031年(令和13年)のガスビル改修後は、 同じく1~2階を商業施設に する予定になっています。

共に1~2階を商業施設に充て、 低層部に賑わいを創出されます。

なお、現在「ガスビル」の8階にある 『ガスビル食堂』は、 改修後も同じ場所で営業を 継続する見通しです。

『ガスビル食堂』の代表的な料理と いえば、何と言っても カレーライスです!!

昭和初期に活躍し代表作 「夫婦善哉」で知られる 小説家の織田作之助氏からも 愛されたカレーは、 オープン当時から変わらない 自家製ルゥーがベースのカレーソースに 絶妙な触感の角切りビーフが ゴロゴロと入っていて、 至極の逸品です!!

スパイシーな香りが強く昭和初期に すでに誕生していたことに 驚きを感じさせられます!!

『ガスビル食堂』のもう一つの代表的な 料理が、 ギリシャの家庭料理を三代目料理長が 日本に紹介した「ムーサカ」です。

ギリシャでは一般的に 羊肉を使用しますが、 日本に伝える際に、 より日本人に馴染みの深い牛肉に 変更されました。

ベースは創業当時から使用している 伝統のドミグラスソース。 耐熱皿の淵にマッシュポテトを 生クリームのように盛り付ける オリジナルのアレンジを加えた一皿です。

『ガスビル食堂』は モダン文化の発信地であり、 さまざまな料理が提供されていますが、 『ガスビル食堂』名物メニューの一つに 創業当時から続く、 生のセロリの芯の部分を提供する 「ハートセロリ」があります。

セロリは食材として江戸時代に 日本に入ってきていましたが、 長い間日本ではほぼ 食されていませんでした。

しかし、当時の大阪ガス会長である 片岡直方氏が 「西洋料理にセロリは欠かせない」と 種をカリフォルニアから取り寄せ、 自ら栽培し提供するようになりました。

お皿にドンと盛られたインパクト絶大な ハートセロリ。

セロリといえば小さく切ってスープや 炒め物で食べるのが一般的で、 生のセロリはサラダにして、 マヨネーズなどのソースで食べますが、 『ガスビル食堂』では そのまま何も付けないか、 好みで塩や胡椒を軽く振って食べます。

シャキシャキ、ポリポリと 豪快にかぶりつくハートセロリは、 そのまま食べればフルーツの ような味わいです。

塩や胡椒をかけて、 アレンジして食べても美味しいです!!

秋山徳蔵氏(昭和天皇の料理番)も、 その著書『味の散歩』の中で、 この片岡直方氏考案のセロリを 絶賛されています!!

もしまだ食された事の無い方は、 是非...

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5.0
9w

良い点 料理全体の質の高さ: 「何を食べても美味しい」「伝統の味」「丁寧に作り上げられている」 名物料理と絶品メニュー: フィレステーキ:ステーキや肉料理の評判が高いです。 名物のセロリ: 他のユーザーでも「斬新」「セロリ嫌いな人も食べられる」と評価されており、この店を象徴するメニューの一つです。 ビーフカレー: 「サイコロ状のステーキがゴロゴロ入っている」「懐かしい味」と、創業から続く名物メニューとして多くの人に愛されています。 コストパフォーマンス: 私もそうですが、「この雰囲気でこの値段はお得」「手頃な価格」といった声があり、高級な雰囲気ながらもリーズナブルに楽しめる点が評価されています。 雰囲気と居心地の良さ: 「クラシカルな雰囲気」「昭和レトロ」「落ち着いた和風のインテリア」といった評価です。 窓からの眺めがよく、食事と共に景色も楽しめる点が好評です。 利用シーンの多様性: 「デート」「接待」「記念日」など、特別な日の利用に適していると思います。 接客とサービス: 私も感じましたが、ネット上でも「店員さんの対応が素晴らしい」「丁寧なサービス」といった声が多く、高いホスピタリティが提供されていることが分かります。

気になる点 入口のわかりにくさ:...

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5.0
40w

大阪ガスと言えば音楽的に一社提供のCMを思い出しますし、様々な商品とサービスは大阪の人間には馴染みの深い企業の一つです その本社のガスビル南館の8階にあるガスビル食堂を当日のオープンと同時に電話で予約し伺いました 専用のエレベータが最初の6基ほどあるホールを過ぎて(通路で分かれています)もう一つ向こうのエレベーターホールにあります 看板も出ています 限定数で提供されている日替わりのランチコースを頂きました 本当に全て美味しかったです お腹に余裕があればアップルパイも頂きたかったのですが…叶いませんでした トレードマークのスズランの模様が入ったプレート類で頂く食事もプラスαの雰囲気と"お味"を醸し出します サービスも"大人"です 次回はシグニチャーのムーサカを頂きたいです 客層も落ち着いていて、そのムーサカが少しご年配のご夫婦のテーブルに運ばれていました 人のことですが、幸せを感じますw 他のテーブルと顔が合わないようにセッティングをされています 背中とか横が見える感じでしょうか 近くに他にも登録有形文化財や北御堂さん、そして御霊神社などがあります ビジネスの目抜き通りというより船場の香りもする少し落ち着きのあるエリアです 場所は私は北浜から行きましたが、淀屋橋から南下の方が少し近いかもです ソースからパンから何から何までご馳走でした ランチコースなので仕方ありませんがシャーベットはアップルパイにしたかったです (_...

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大阪を代表する主要道路である御堂筋。 御堂筋は江戸時代まで、 道幅6メートルほどでしたが、 明治大正の近代化に合わせて 拡張工事をし、 1937年(昭和12年)に道幅44メートル まで拡張されました。 地下には地下鉄御堂筋線 (梅田―心斎橋間に大阪初の地下鉄が 開通)が通り、 モダン大阪の大動脈となりました。 御堂筋拡幅工事が行われた昭和初期は、 都市ガスが便利な熱源として、 一般家庭にも普及しはじめた頃です。 その御堂筋の拡幅工事が完了する 1937年(昭和12年)に先立ち、 1933年(昭和8年)に御堂筋に面して 大阪市中央区平野町に建設された 「大阪瓦斯ビルヂング(通称ガスビル)」は、大阪ガス株式会社の本社ビルです。 高さは低いものの、 周辺に立ち並ぶ他のビルとは 明らかに違う、何とも言えない 重厚な雰囲気を醸し出しています。 最も近代的で美しいビルディングと 称されたビルは、 現在も御堂筋に面して建ち、 御堂筋と共に歴史を刻んできました。 御堂筋の歴史そのものともいえる モダンなビルの最上階の8階に 『ガスビル食堂』があります。 『ガスビル食堂』の献立には、 フランス式の料理に、イギリス、 イタリア、ギリシャ、スペイン、 北欧など、各国の料理が加わっています。 開業時、帝国ホテルから招かれた 初代料理長とコックたちは、 本物の西洋料理にこだわりながら、 自由で形式にとらわれない、 独自の「欧風料理」を育てられました。 現在、店舗は『大阪ガス』さんの持ち物 ですが、従業員やシステムなどは、 『帝国ホテル』より、 派遣されているようです。 初代料理長は、 1922年(大正11年)、 当時は『築地精養軒』に勤務しており、 日本を訪れたエドワード・アルバート 英国皇太子 (後のウインザー公、シンプソン夫人との 結婚のため王位を捨てたことで有名)の 日本周遊に同行されました。 皇太子から「本場にも負けない」と、 コンソメの味を誉められたことを、 料理長は終生の誇りとされていました。 『ガスビル食堂』には、 初代料理長のコンソメやドミグラスソースなど、正統派フランス料理の伝統が 今も受け継がれています。 三代目の料理長は、 1926年(大正15年・昭和元年)に、 帝国ホテル、東京銀座の風月堂で 修行したのち、 1933年(昭和8年) 『ガスビル食堂』誕生の年に、 初代料理長の紹介で『ガスビル食堂』に 入られました。 1957年(昭和32年)に 三代目料理長に就任し、 戦後の『ガスビル食堂』の発展に 力を尽されました。 関西料理界にも貢献し、 かの有名な料理研究家の土井信子氏らも、 「ガスビル食堂の先生」と、 今も懐かしそうに話されているようです。 「ガスビル」内部は北館と南館に 分かれており、 それぞれにエレベーターがあり、 『ガスビル食堂』があるのは「南館」で、 南館にあるエレベーターのうち1基が 『ガスビル食堂』への専用エレベーターに なっていて、 8階まで直通で行く事が出来ます!! 巨大な客船を思わせる白亜の 「ガスビル」は、 「大阪倶楽部」や「高麗橋野村ビル」を 建築し、昭和初期のモダニズム建築を 代表する建築家、安井武雄氏の手に よって建築されました。 2003年(平成15年)には南館が、 国の登録有形文化財に 指定されていています。 因みに北館は1966年(昭和41年)に 建築されています。 昭和初期には、 世界恐慌の不況が続く一方で、 大阪はますます活況をみせ、 ハイカラな洋風好みが 広まっていきました。 1928年(昭和3年)、 北浜に関西最古の西洋料理店の 『レストランアラスカ』が出来ました。 その本格西洋料理は財界人に愛され、 1931年(昭和6年)には中之島の 朝日新聞ビルに本店を移し、 やがて関西の西洋料理を リードされてきました。 また1929年(昭和4年)、 小林一三氏(阪急グループ創始者)が 日本初のターミナルデパート 阪急百貨店を開店し、 大食堂の20銭のライスカレーや 30銭のランチが大評判になりました。 1933年(昭和8年)、 「大大阪」のシンボルである御堂筋に 片岡直方氏(元大阪瓦斯会長)が 『ガスビル食堂』を開業します。 1935年(昭和10年)には、 第7代大阪市長・関一氏の強い要望を 受け、大阪の財界人が協力して、 新大阪ホテル (現リーガロイヤルホテル)を 開業します。 こうして大阪の西洋料理は 昭和初期に大いに発展します。 その発展には美食家で有名な小説家の 谷崎潤一郎氏も一役買ったと 言われています。 「ガスビル」は保存改修工事を、 2028年(令和10年)に 開始すると予定されており、 2031年(令和13年)頃の 改修完了を目指されています。 また現在の「ガスビル」の 改修工事に先立ち、 現在駐車場などになっている西用地に、 高さ約150mで地上33階建ての複合ビル 「ガスビル西館」を新築する工事を 開始する予定でしたが、 今の所、着工は未定の様で、 未だ、駐車場のままになっています。 2027年(令和9年)の完成予定後、 現在の「ガスビル」にある グループ本社機能を 「西館」に移転・集約される予定です。 西館の1~2階は商業施設になり、 2031年(令和13年)のガスビル改修後は、 同じく1~2階を商業施設に する予定になっています。 共に1~2階を商業施設に充て、 低層部に賑わいを創出されます。 なお、現在「ガスビル」の8階にある 『ガスビル食堂』は、 改修後も同じ場所で営業を 継続する見通しです。 『ガスビル食堂』の代表的な料理と いえば、何と言っても カレーライスです!! 昭和初期に活躍し代表作 「夫婦善哉」で知られる 小説家の織田作之助氏からも 愛されたカレーは、 オープン当時から変わらない 自家製ルゥーがベースのカレーソースに 絶妙な触感の角切りビーフが ゴロゴロと入っていて、 至極の逸品です!! スパイシーな香りが強く昭和初期に すでに誕生していたことに 驚きを感じさせられます!! 『ガスビル食堂』のもう一つの代表的な 料理が、 ギリシャの家庭料理を三代目料理長が 日本に紹介した「ムーサカ」です。 ギリシャでは一般的に 羊肉を使用しますが、 日本に伝える際に、 より日本人に馴染みの深い牛肉に 変更されました。 ベースは創業当時から使用している 伝統のドミグラスソース。 耐熱皿の淵にマッシュポテトを 生クリームのように盛り付ける オリジナルのアレンジを加えた一皿です。 『ガスビル食堂』は モダン文化の発信地であり、 さまざまな料理が提供されていますが、 『ガスビル食堂』名物メニューの一つに 創業当時から続く、 生のセロリの芯の部分を提供する 「ハートセロリ」があります。 セロリは食材として江戸時代に 日本に入ってきていましたが、 長い間日本ではほぼ 食されていませんでした。 しかし、当時の大阪ガス会長である 片岡直方氏が 「西洋料理にセロリは欠かせない」と 種をカリフォルニアから取り寄せ、 自ら栽培し提供するようになりました。 お皿にドンと盛られたインパクト絶大な ハートセロリ。 セロリといえば小さく切ってスープや 炒め物で食べるのが一般的で、 生のセロリはサラダにして、 マヨネーズなどのソースで食べますが、 『ガスビル食堂』では そのまま何も付けないか、 好みで塩や胡椒を軽く振って食べます。 シャキシャキ、ポリポリと 豪快にかぶりつくハートセロリは、 そのまま食べればフルーツの ような味わいです。 塩や胡椒をかけて、 アレンジして食べても美味しいです!! 秋山徳蔵氏(昭和天皇の料理番)も、 その著書『味の散歩』の中で、 この片岡直方氏考案のセロリを 絶賛されています!! もしまだ食された事の無い方は、 是非とも一度ご賞味下さい!!
英子英子
大阪ガスと言えば音楽的に一社提供のCMを思い出しますし、様々な商品とサービスは大阪の人間には馴染みの深い企業の一つです その本社のガスビル南館の8階にあるガスビル食堂を当日のオープンと同時に電話で予約し伺いました 専用のエレベータが最初の6基ほどあるホールを過ぎて(通路で分かれています)もう一つ向こうのエレベーターホールにあります 看板も出ています 限定数で提供されている日替わりのランチコースを頂きました 本当に全て美味しかったです お腹に余裕があればアップルパイも頂きたかったのですが…叶いませんでした トレードマークのスズランの模様が入ったプレート類で頂く食事もプラスαの雰囲気と"お味"を醸し出します サービスも"大人"です 次回はシグニチャーのムーサカを頂きたいです 客層も落ち着いていて、そのムーサカが少しご年配のご夫婦のテーブルに運ばれていました 人のことですが、幸せを感じますw 他のテーブルと顔が合わないようにセッティングをされています 背中とか横が見える感じでしょうか 近くに他にも登録有形文化財や北御堂さん、そして御霊神社などがあります ビジネスの目抜き通りというより船場の香りもする少し落ち着きのあるエリアです 場所は私は北浜から行きましたが、淀屋橋から南下の方が少し近いかもです ソースからパンから何から何までご馳走でした ランチコースなので仕方ありませんがシャーベットはアップルパイにしたかったです (_ _;) 食後に電話をかけなくてはいけなくて、ラウンジを利用しました 雰囲気があります! 飲み物はサンペリグリノ(炭酸のお水)をボトルでいただいたので金額は4K弱ぐらいです
Devi BajajDevi Bajaj
A local friend took us here for Japanese curry rice, it was excellent! We loved that it was in a historic building and the service was as if we were in the 1940s or 1950s. Cool experience, would go back!
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大阪を代表する主要道路である御堂筋。 御堂筋は江戸時代まで、 道幅6メートルほどでしたが、 明治大正の近代化に合わせて 拡張工事をし、 1937年(昭和12年)に道幅44メートル まで拡張されました。 地下には地下鉄御堂筋線 (梅田―心斎橋間に大阪初の地下鉄が 開通)が通り、 モダン大阪の大動脈となりました。 御堂筋拡幅工事が行われた昭和初期は、 都市ガスが便利な熱源として、 一般家庭にも普及しはじめた頃です。 その御堂筋の拡幅工事が完了する 1937年(昭和12年)に先立ち、 1933年(昭和8年)に御堂筋に面して 大阪市中央区平野町に建設された 「大阪瓦斯ビルヂング(通称ガスビル)」は、大阪ガス株式会社の本社ビルです。 高さは低いものの、 周辺に立ち並ぶ他のビルとは 明らかに違う、何とも言えない 重厚な雰囲気を醸し出しています。 最も近代的で美しいビルディングと 称されたビルは、 現在も御堂筋に面して建ち、 御堂筋と共に歴史を刻んできました。 御堂筋の歴史そのものともいえる モダンなビルの最上階の8階に 『ガスビル食堂』があります。 『ガスビル食堂』の献立には、 フランス式の料理に、イギリス、 イタリア、ギリシャ、スペイン、 北欧など、各国の料理が加わっています。 開業時、帝国ホテルから招かれた 初代料理長とコックたちは、 本物の西洋料理にこだわりながら、 自由で形式にとらわれない、 独自の「欧風料理」を育てられました。 現在、店舗は『大阪ガス』さんの持ち物 ですが、従業員やシステムなどは、 『帝国ホテル』より、 派遣されているようです。 初代料理長は、 1922年(大正11年)、 当時は『築地精養軒』に勤務しており、 日本を訪れたエドワード・アルバート 英国皇太子 (後のウインザー公、シンプソン夫人との 結婚のため王位を捨てたことで有名)の 日本周遊に同行されました。 皇太子から「本場にも負けない」と、 コンソメの味を誉められたことを、 料理長は終生の誇りとされていました。 『ガスビル食堂』には、 初代料理長のコンソメやドミグラスソースなど、正統派フランス料理の伝統が 今も受け継がれています。 三代目の料理長は、 1926年(大正15年・昭和元年)に、 帝国ホテル、東京銀座の風月堂で 修行したのち、 1933年(昭和8年) 『ガスビル食堂』誕生の年に、 初代料理長の紹介で『ガスビル食堂』に 入られました。 1957年(昭和32年)に 三代目料理長に就任し、 戦後の『ガスビル食堂』の発展に 力を尽されました。 関西料理界にも貢献し、 かの有名な料理研究家の土井信子氏らも、 「ガスビル食堂の先生」と、 今も懐かしそうに話されているようです。 「ガスビル」内部は北館と南館に 分かれており、 それぞれにエレベーターがあり、 『ガスビル食堂』があるのは「南館」で、 南館にあるエレベーターのうち1基が 『ガスビル食堂』への専用エレベーターに なっていて、 8階まで直通で行く事が出来ます!! 巨大な客船を思わせる白亜の 「ガスビル」は、 「大阪倶楽部」や「高麗橋野村ビル」を 建築し、昭和初期のモダニズム建築を 代表する建築家、安井武雄氏の手に よって建築されました。 2003年(平成15年)には南館が、 国の登録有形文化財に 指定されていています。 因みに北館は1966年(昭和41年)に 建築されています。 昭和初期には、 世界恐慌の不況が続く一方で、 大阪はますます活況をみせ、 ハイカラな洋風好みが 広まっていきました。 1928年(昭和3年)、 北浜に関西最古の西洋料理店の 『レストランアラスカ』が出来ました。 その本格西洋料理は財界人に愛され、 1931年(昭和6年)には中之島の 朝日新聞ビルに本店を移し、 やがて関西の西洋料理を リードされてきました。 また1929年(昭和4年)、 小林一三氏(阪急グループ創始者)が 日本初のターミナルデパート 阪急百貨店を開店し、 大食堂の20銭のライスカレーや 30銭のランチが大評判になりました。 1933年(昭和8年)、 「大大阪」のシンボルである御堂筋に 片岡直方氏(元大阪瓦斯会長)が 『ガスビル食堂』を開業します。 1935年(昭和10年)には、 第7代大阪市長・関一氏の強い要望を 受け、大阪の財界人が協力して、 新大阪ホテル (現リーガロイヤルホテル)を 開業します。 こうして大阪の西洋料理は 昭和初期に大いに発展します。 その発展には美食家で有名な小説家の 谷崎潤一郎氏も一役買ったと 言われています。 「ガスビル」は保存改修工事を、 2028年(令和10年)に 開始すると予定されており、 2031年(令和13年)頃の 改修完了を目指されています。 また現在の「ガスビル」の 改修工事に先立ち、 現在駐車場などになっている西用地に、 高さ約150mで地上33階建ての複合ビル 「ガスビル西館」を新築する工事を 開始する予定でしたが、 今の所、着工は未定の様で、 未だ、駐車場のままになっています。 2027年(令和9年)の完成予定後、 現在の「ガスビル」にある グループ本社機能を 「西館」に移転・集約される予定です。 西館の1~2階は商業施設になり、 2031年(令和13年)のガスビル改修後は、 同じく1~2階を商業施設に する予定になっています。 共に1~2階を商業施設に充て、 低層部に賑わいを創出されます。 なお、現在「ガスビル」の8階にある 『ガスビル食堂』は、 改修後も同じ場所で営業を 継続する見通しです。 『ガスビル食堂』の代表的な料理と いえば、何と言っても カレーライスです!! 昭和初期に活躍し代表作 「夫婦善哉」で知られる 小説家の織田作之助氏からも 愛されたカレーは、 オープン当時から変わらない 自家製ルゥーがベースのカレーソースに 絶妙な触感の角切りビーフが ゴロゴロと入っていて、 至極の逸品です!! スパイシーな香りが強く昭和初期に すでに誕生していたことに 驚きを感じさせられます!! 『ガスビル食堂』のもう一つの代表的な 料理が、 ギリシャの家庭料理を三代目料理長が 日本に紹介した「ムーサカ」です。 ギリシャでは一般的に 羊肉を使用しますが、 日本に伝える際に、 より日本人に馴染みの深い牛肉に 変更されました。 ベースは創業当時から使用している 伝統のドミグラスソース。 耐熱皿の淵にマッシュポテトを 生クリームのように盛り付ける オリジナルのアレンジを加えた一皿です。 『ガスビル食堂』は モダン文化の発信地であり、 さまざまな料理が提供されていますが、 『ガスビル食堂』名物メニューの一つに 創業当時から続く、 生のセロリの芯の部分を提供する 「ハートセロリ」があります。 セロリは食材として江戸時代に 日本に入ってきていましたが、 長い間日本ではほぼ 食されていませんでした。 しかし、当時の大阪ガス会長である 片岡直方氏が 「西洋料理にセロリは欠かせない」と 種をカリフォルニアから取り寄せ、 自ら栽培し提供するようになりました。 お皿にドンと盛られたインパクト絶大な ハートセロリ。 セロリといえば小さく切ってスープや 炒め物で食べるのが一般的で、 生のセロリはサラダにして、 マヨネーズなどのソースで食べますが、 『ガスビル食堂』では そのまま何も付けないか、 好みで塩や胡椒を軽く振って食べます。 シャキシャキ、ポリポリと 豪快にかぶりつくハートセロリは、 そのまま食べればフルーツの ような味わいです。 塩や胡椒をかけて、 アレンジして食べても美味しいです!! 秋山徳蔵氏(昭和天皇の料理番)も、 その著書『味の散歩』の中で、 この片岡直方氏考案のセロリを 絶賛されています!! もしまだ食された事の無い方は、 是非とも一度ご賞味下さい!!
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大阪ガスと言えば音楽的に一社提供のCMを思い出しますし、様々な商品とサービスは大阪の人間には馴染みの深い企業の一つです その本社のガスビル南館の8階にあるガスビル食堂を当日のオープンと同時に電話で予約し伺いました 専用のエレベータが最初の6基ほどあるホールを過ぎて(通路で分かれています)もう一つ向こうのエレベーターホールにあります 看板も出ています 限定数で提供されている日替わりのランチコースを頂きました 本当に全て美味しかったです お腹に余裕があればアップルパイも頂きたかったのですが…叶いませんでした トレードマークのスズランの模様が入ったプレート類で頂く食事もプラスαの雰囲気と"お味"を醸し出します サービスも"大人"です 次回はシグニチャーのムーサカを頂きたいです 客層も落ち着いていて、そのムーサカが少しご年配のご夫婦のテーブルに運ばれていました 人のことですが、幸せを感じますw 他のテーブルと顔が合わないようにセッティングをされています 背中とか横が見える感じでしょうか 近くに他にも登録有形文化財や北御堂さん、そして御霊神社などがあります ビジネスの目抜き通りというより船場の香りもする少し落ち着きのあるエリアです 場所は私は北浜から行きましたが、淀屋橋から南下の方が少し近いかもです ソースからパンから何から何までご馳走でした ランチコースなので仕方ありませんがシャーベットはアップルパイにしたかったです (_ _;) 食後に電話をかけなくてはいけなくて、ラウンジを利用しました 雰囲気があります! 飲み物はサンペリグリノ(炭酸のお水)をボトルでいただいたので金額は4K弱ぐらいです
英子

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A local friend took us here for Japanese curry rice, it was excellent! We loved that it was in a historic building and the service was as if we were in the 1940s or 1950s. Cool experience, would go back!
Devi Bajaj

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