2025年1月25日(土)、結婚記念日に家族で兜町の創作フレンチ「Neki」でランチを楽しみました。 和の素材を巧みに取り入れた創作フレンチは、料理、空間、接客、音楽のすべてが調和し、家族とともに特別な時間を過ごせる素晴らしいお店でした。
料理は、和の食材をふんだんに使いながらもフレンチの技巧が光る独創的な一皿が多く、特に苦味と酸味を巧みに活かしている点が印象的でした。
・ドリンクとスターター まず、青レモンと凍頂烏龍茶のスパークリングは、凍頂烏龍茶のシャープでクリアな飲み口と青レモンの爽やかな酸味と微かな苦味が調和し、食事のスタートにぴったりな一杯でした。 パンもサワー種の酸味が効いており、ほんのりチーズのような風味が料理と絶妙にマッチしていました。
・スープと魚料理 菊芋とアーティーチョークのスープは、根菜ならではの甘味とコク、そして良い意味で少し土っぽい(アーシーな)風味が感じられる濃厚なスープで、素材の味を引き出す酸味がアクセントになっていました。
寒鰤と聖護院蕪は、見た目も味も非常に繊細で、グレープフルーツのソースとオリーブオイルのソースが素材一つ一つを引き立てていました。旨味たっぷりの寒鰤に、これら2種類のソースが合わさり、すりおろされた聖護院蕪、チップス(湯葉?)の食感と紅生姜の塩味、そして菊の花のほのかな苦味が組み合わさり、立体感のある味わいに仕上がっていました。
・パスタとメイン料理 かぼちゃのオレキエッテは、サフランの香りが漂うソースがオレキエッテに絡み、かぼちゃの自然な甘味を引き出していました。肉厚でジューシーなホタテ、舞茸、蓮根の香ばしさが全体を見事にまとめていました。
加藤豚の低温ローストは、見た目にも美しいピスタチオの香ばしさが、適度な脂身を含んだ豚肉の旨みを存分に引き出していました。焦がしネギのソースは水墨画のような美しさを表現し、香ばしい香りと深みを加える重要な存在に。ソテーされた菜の花、牛蒡、赤蕪、さつまいも、芽キャベツも、豚肉の風味を良く引き立てていました。
娘には濃厚なボロネーゼパスタが提供され、芽キャベツや舞茸、蓮根が添えられた一皿を夢中で楽しんでいました。ボロネーゼランキング暫定一位にランクインとのこと。
・デザートとドリンク 最後に提供されたデザートは、サクサクのメレンゲをピスタチオとオリーブオイルのアイスクリームで挟んだもの。ピスタチオのアイスクリームの美味しさは言わずもがな、オリーブオイルのアイスクリームは、クリーミーでコク深く、ほんのりとした苦味がデザート全体を引き締めていました。イチゴとブルーベリーソース、小さな美しい食用花もプレートを美しく彩っていました。娘は特にメレンゲを気に入っていました。
さらに、デザートの後には和三盆糖を使ったミニフィナンシェとコーヒー(紅茶も選択可能)が提供されました。和三盆糖の優しい甘味と、カカオを感じさせるコーヒー(エチオピア産かな..違うかな..)が最高のペアリングでした。食後のコーヒーとフィナンシェにまでここまでこだわるかと、非常に印象深かったです。
・店内の雰囲気と音楽 店内は、白い壁やライトブラウンのソファ、オープンキッチンの上に並ぶワインボトルやレコードなど、洗練されたインテリアで統一されています。フィラメントが美しいペンダントライトやメタリックコッパーのブラケットライト、ブラックフレームのウォールミラー、アイボリーの無地キャンバスなど、細部に至るまで計算された空間作りが心地よさを演出していました。
音楽はオーナーが集めたレコードコレクションから、その日のムードやお客さんの雰囲気に合わせて、スタッフさんたちによって選曲されているそうです。訪れた日はTalking Headsのカバー曲を中心に、Indie RockやPop、Funk、Afrobeatなどのジャンルが流れ、特にChicano Batmanの「Crosseyed and Painless (feat. Money...
Read more茅場町のビストロ neki に行って来ました。 兜町の裏辺り、 雑居ビルの合間にオシャレな空間のお店があります。 この時勢、夜の営業が厳しいことから、モーニングの営業を始めたそうです。
breakfast
サラダ、スープ、パン、メインのセットです。 ドリンクは別に頼みます。
サラダは、ケールのサラダで、たっぷりのケールにトマトあまめのドレッシング、粉々のクルトンがまぶされています。 ケールは葉がしっかりして苦め、これに甘いドレッシングで緩和されています。 カリカリのクルトンがアクセントでトマトは細長でしっかりした酸味がありました。
スープは、グリーンピースのスープ。 緑色のスープにおオリーブオイル、ミントの葉っぱがのっています。 さわやかなグリーンピースの味わいにはオレンジジュースが入っているためとのこと。オレンジピールも入っていて、スープの味わいにはプールのコリッとした食感が良いです。ミントも爽やかさがアクセントになっています。
パンは、食パンかサワーブレッドから選べます。サワーブレッドにすると、薄くカットされた茶色のパンが二枚出されました。 薄いですが酵母の酸味が感じられるパンで良いです。 そのままでも、オムレツを挟んで食べても美味しかったです。
メインは4種類ほどから選べ、さらにトッピングも選ぶことが出来ます
選んだのは、オムレツで、生ハムをトッピングしました。 オムレツは綺麗な黄色でぷっくり膨らんでる型でいいです。 これに生ハムが三枚ほどの乗せられ、たっぷり削りチーズがまぶされています。 プレーンなオムレツで卵の甘みがしっかり感じられ半熟よりやや硬めなとろけ具合でいいです。 チーズはオムレツの熱でいったん溶け、少したつと固まりチーズのコクと卵の甘みを楽しめます。 浜ハムは透けるほどの薄切りですが、塩気がしっかりしていて存在感があります。 サワーブレッドにオムレツ、チーズ、生ハムを乗せて、サンドイッチの様にして食べても美味しいです。
ドリンクは ...
Read more夏季限定のモーニングをやっているとのことで初めて来訪しました。
①時間が8:30から11:00とSNSに書いてありましたがラストオーダーが10:00だという説明は見当たらず、店頭にて知りました。そのため10:00以降に来た方は帰られている方もいらっしゃいました。 私は9:30頃に到着し、前に5組お客さんが待っている状態でした。とりあえず名前を書いて外で待機→10:10頃呼ばれました。しかし食事時間は11:00まで、ビュッフェスタイルで出ている食事は10:30までに取るよう促され急足での食事となりました。 また、1巡目の方々は75分制なのに対し、2巡目の人たちはほぼ1時間もなし。食事もほとんど残っておらずパン2種類(他の方の写真では4種類ありました)、焼き菓子やヨーグルトも出してくださってはいましたが一回に出す量が少ないため、すぐ他の方が取ってしまいメインメニューを作る方にキッチンの方は集中されているためか、補充が追いついていない印象でした。
早めの時間帯に人が集中するのを避けるため、SNSに時間のことなどを詳しく上げていないのかもしれませんが同じ値段を払っているのにあまりにもシステムがおざなりだと感じました。 2巡目ですので始めの方々と全く同じクオリティの物を出すのは難しくてもそれに近いクオリティのサービスが出来ないのであれば無理に2巡目の人を入店させたりしないでほしかったです。もっとシステムを考慮すべきだと思います。
②値段が3500円と高いため味も期待していましたが、パンは固くなっており、冷製コーンスープはぬるくなっていました。味も薄いコーン味の水という感じで、私に合わなかっただけかもしれませんが全て飲めなかったです。焼き菓子や各テーブルに出してくださっていたショコラテリーヌはとても美味しかったのですがチョコ系の物が多く、せっかくのビュッフェスタイルなのに同じような味ばかりで残念でした。
行かれた方の写真や感想を見て早起きしてとても楽しみにしていましたが、高価な価格に対してサービスやクオリティが見合っていないと感じました。店員さん方の声かけや対応等に不満はありませ...
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