Kusa-no Ie Akasakaten — Restaurant in Tokyo

赤坂の夜に、肉の味わいと向き合う場所！

東京・赤坂の賑わいから少し離れたビルの3階に、知る人ぞ知る韓国料理と焼肉の名店「草の家」。 エレベーターを降りた瞬間に迎えてくれる重厚な石像と静謐な空気。店内に足を踏み入れると、柔らかな照明とゆとりのある空間が広がり、屏風やピアノなどの設えがまるで韓国の宮殿のような気品を感じさせます。接待や大切な方とのご会食の場として、長年愛されてきた理由が、すぐに伝わってまいります。

店名の「草の家」は、韓国語で藁葺き屋根の家を意味する「チョガチプ」に由来しており、家庭的な温もりと真心を込めた料理を届けたいという創業時からの思いが込められているそう。 とはいえ、その空間は「家庭的」という言葉にとどまらず、上質で洗練された趣きが随所に感じられます。格式とあたたかさ。その両立こそが、政財界の方々や多くの食通から長く支持されてきた理由であると感じました。

まずはじめにいただいた「ポッサムキムチ」は、見た目も華やかで、まるで宝箱のようでした。白菜の中には、ホタテやタコ、リンゴや松の実などが包まれ、辛さは控えめ。魚介の旨味と果実の甘さが絶妙に調和し、一皿の完成された料理として成立しておりました。

続いていただいた海鮮パジョンは、表面の香ばしさと中のふわふわ感が印象的。生地には海老やイカがたっぷり使われ、ネギの甘みも引き立ちます。タレも控えめで、主役の素材をしっかりと引き立てていました。これまで抱いていた「チヂミ」のイメージを覆すような、完成度の高い逸品です。

さらに忘れてはならないのが、ケジャン。新鮮な渡り蟹を醤油ダレに漬け込んだ一皿で、甲羅からあふれ出る身の甘さ、内子の濃厚さが際立っており、「ご飯泥棒」と呼ばれる理由に深く納得いたしました。

本番ともいえる焼肉では、A5ランクの黒毛和牛が供されました。特にカルビは、きめ細かなサシが美しく、網に乗せると芳ばしい香りとともに脂が輝き始めます。焼き加減は控えめに、口に含むととろけるような食感と、上品な甘みが広がりました。後味が驚くほどすっきりしており、質の高さを実感いたしました。

一方、極みハラミは赤身ならではの力強い旨味と、適度な柔らかさが魅力。塩でいただくと肉本来の味が際立ち、噛むほどに深い味わいが押し寄せてまいります。カルビとハラミ、異なる肉の個性を楽しめるのも、焼肉の醍醐味と申せましょう。

また、焼肉のタレが一種類のみという潔さも印象的でした。甘すぎず辛すぎず、肉の味を一切邪魔しない絶妙な加減。素材に対する自信と信頼が、タレひとつにも表れていると感じました。

食事の締めくくりには、温かなスンドゥブチゲと冷たい手打ち冷麺のいずれかを選ぶことができます。 冷麺をチョイス。 冷麺は自家製の麺が滑らかでコシがあり、牛骨スープは驚くほど澄んだ味わい。焼肉の余韻を心地よく洗い流してくれる、まさに洗練の一杯でした。

温もりと格式、そのどちらもを兼ね備えたこの空間は、赤坂という土地で本物を知る大人たちの心をとらえ続けている理由を雄弁に語っておりました。 赤坂で、記憶に残る一夜をお過ごしになりたい方に、ぜひ一度訪れ...

2019.12ランチ訪問 YouTubeで赤坂焼肉の特集をしているときに発見した焼肉屋さん。 赤坂駅を出て右手に徒歩10秒の好立地。 建物の3階は草の家さん、2階には肉源さん、同一建物に2軒の焼肉屋さんが入ってるビルも珍しい！ 店舗の入口はスナックのような扉と看板ておもしろい。 入店すると店内はおしゃれ感も高級感もレトロ感もあり居心地は抜群！ オーダーしたのは前沢牛ミックス大1,970円 ブランド牛でしかも大盛り肉、約1.5倍の量でこの値段はいくらランチといえコスパ最強！ 加えてライス、サラダバー食べ放題、ドリンクバーまでセット。 ありえない、価格破壊もいいところ。 お客さんにはありがたいお店です。 さて、そうなると味はどうなのか！ まずドレッシングの味はオニオンベースの好きなドレッシング、これはうまい！ キムチ、昔ながらのこってり自家製キムチ、濃厚な味わいと程よい辛さが癖になるうまさ！ わかめスープは牛出しが良く効いていて飲みやすい味付け。 肝心のお肉はさすが前沢牛！ 固さこそ多少ありましたが赤身肉の味がしっかりしていて旨味たっぷり。 前沢牛ってこんな美味しかったっけと思うほど。 サラダもご飯ももちろんおかわり、食後にはドリンクバーからアイスコーヒーをチョイス。 薄いコーヒーを想像していましたが香りも味も濃い目で凄く美味しい！ 今年１年で100軒近く焼肉ランチを食べましたが文句なくベストオブイヤー！ 再訪確定で...

食事について 肉の味が薄く、タレをつけて食べても正直いまいちでした。サラダバーの内容も、特に目立ったものはなく、あってもなくても良い印象です。一方で、ドリンクコーナーは良かったのですが、氷を置いている場所に蓋がなく、しかも人通りの多い通路に設置されていたため、衛生面が気になりました。

店員の対応について 入店時、スタッフがちょうどカウンターで会計を対応していましたが、「お待ちください」といった一言や挨拶が全くありませんでした。また、私の席はドリンクコーナーの隣でしたが、食事中にドリンクコーナーでお客様が皿を落とし、明らかにお皿が割れる音がしました。それにもかかわらず、店員さんは声をかけられるまでその音を無視していました。

対応に向かった際、私のテーブルに置いてあった大きなお皿（生肉用のお皿で、肉は全て焼き終わった状態）を手に取って、そのお皿で落としたものを片付けようとしました。しかし、大きなお皿を手に取った際に私の存在に気付き、お皿を戻しましたが、「あ、お客様がいらっしゃるのね！」と言っただけで、謝罪の言葉は一切ありませんでした。

その後、食事を終えて立ち上がった際にスタッフと目が合いましたが、何も声をかけられず、とても感じが悪い印象を受けました。 特に、背が高くメガネをかけた短髪の女性スタッフです。

総評 食事自体は普通でしたが、スタッフの教育が不十分で、...